ひさしぶりに 侘助うどんを食べたくなりました。
朝早くや夜遅くなら よく車で前を通るのですが 4年ぶりの訪問です。
【侘助】
日が落ちると 薄暗くなる環状4号線。
「九つ井」の灯が目印。2軒隣にある古民家の建物。
あいかわらず 周囲には野菜直売所の手書き看板が目立つ。
土曜日の夜。先客は2名のみ。
三角屋根の高い天井 黒光りする柱 こうこうと灯るぼんぼり状の照明。
しんとした空間に流れる静かなBGM。よく効いた冷房。
メニューを見て頼んだのは 冷し侘助うどん(1800円)
侘助うどん(1500円)との値段差は 果物がついてるかの違いでしょうか。
すぐに出されるお茶には 底浅の小ぶりの急須も一緒。
1,2杯飲んだところで 早くも冷し侘助うどんが運ばれてきました。
冷麦のような盛り合わせ。うどんの上に すいか オレンジ キウイの果物類。
小皿に並ぶ錦糸卵 ささみ 白菜 きんぴらごぼう しょうが ねぎ。
付け合せの具材は変わらず。別容器に 切りごま 七味。
つけ汁に うどんと具材を投入。たっぷりの 切りごまをかける。
うどんは細め。喉越しは良く コシもほどほど。うどん単品では個性は強くない。
ただ具材をあわせると一変。家でも真似してる 大好きな逸品に姿を変える。
具材それぞれの味と食感が相乗効果。辛目のつけ汁としょうがが味を引き締める。
さらに 今回気付いたポイントが切りごま。
香りもさることながら ぷちっぷちっした食感がいい。これも真似しなければ。
果物は完全なるデザート。飾りとしては意味があるが 別皿でも良かったかも。
最後に つけ汁を湯で伸ばして飲みほす。ひさしぶりの 侘助うどん。ごちそうさまでした。
侘助 (そば(蕎麦) / 大船駅 )
夜総合点★★★☆☆ 3.9