進撃の巨人 ATTACK ON TITAN | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

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酷評ばかり流れてる映画。
でも予想ほどひどくはなく 許容範囲で収まりました。

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN


一番の問題は主要人物のキャラクター改変。
ヒロイン ミカサは最初の巨人襲撃以来 2年以上 エレンたちとは離れ離れ。
さほどエレンには固執してないような(途中までは) 固執してるような(ラスト)
中途半端な設定。
そして 抑え役であるミカサがいないため エレンは口先だけのワガママキャラに。
原作者がエレンのキャラ改変を望んだという情報が出てましたが
この脚本家にしては よくこれだけで済んだという印象。

ただ訓練兵団が「口減らし」のろくでなしの集まりだったり
立体起動装置が雑な扱いだったりと原作の良さを打ち消す技は相変わらず。
決定的なのは世界観の違い。アニメで感じた絶望感は全く無い。
無駄に空虚で そのわりにはせせこますぎて映画「キャシャーン」を彷彿させる。
 
しかし基本ストーリーから 大きく ずれてないことだけは救い。
だから 水原希子の演技が棒でも 冒頭にエレンが誰もいない家に戻ろうとしても
無駄にスプラッターでも 許せます。
「キャシャーン」「ジョーカーゲーム」を
跡形も無く改変した脚本家にしては まだまとも。

絶望感のある世界観を 絶望感のある映画に変えないような 後半を期待します。

おすすめ度 ★★★☆☆ 3.0