
これを見逃してはいけません。
闇の伴走者
巨匠漫画家の阿島文哉の一周忌に発見された未発表作品。
それは35年前の未解決連続女性失踪事件の真相を描いたものだった。
アジマプロから依頼を受けた調査員の水野優希(松下奈緒)と
調査協力を行うフリーの漫画編集者 醍醐真司(古田新太)
その漫画を描いたのは阿島なのか?それとも別の誰かなのか?
真相に迫っていくふたり。だがそれは新たな事件の幕開けに過ぎなかった。
(wow wow ストーリー案内より抜粋)
面白さ その1 漫画に対するウンチクがすごい

醍醐は物語の構成、構図、背景やシャドーの描き方、癖、ペンの種類などから
描かれた年代と作者を割り出していくのだが、その説明に いちいち納得。
「アオイホノオ」と同じく マニアでなくても充分楽しめます。
面白さ その2 架空の漫画作品も作っちゃう 完成度の高さ

未発表作品は80年代の作風。Gペンやスクリーントーンなど当時のものだとか。
そして何よりもすごいのは これからキーポイントになるらしい 斑目虹太の遺作。
完成度高い。びびります。
面白さ その3 ストーリーの展開が早くて読めない

第2話であっさり出てきてしまった 真犯人。
そして35年前の事件を再現させようとする協力者。
しかし第3話では その関係はあっという間に瓦解。全く筋が読めません。
他にも胡散臭そうな人物は多く どうなっていくのか・・・
面白さ その4 松下奈緒が主演の訳は

はじめはミスキャストかとも思った主演の松下奈緒。
馴染むにつれて どんどん良い味を出してきます。
でもなぜ松下奈緒?それは被害者が黒髪の若くて美しい女性であること。
下着にされ いたぶられる・・・やばいぞ WOW WOW。 期待しちゃいます。
面白さ その5 共演者が豪華

醍醐役の古田新太。あまちゃんの太巻役を彷彿させる その変人ぷりがぴったし。
裏表あり役の要潤。敵か味方かわからない田中哲司。ストーカー夫役の野間口徹。
その他にもベンガル 藤田弓子 温水洋一等々。芸達者がそろう。
毎回ちょい役で出てくる俳優も 各ドラマの常連。WOWOWに出るのですね。
もしかしたら地上波では大手プロダクションによるつまらぬ配役が横行してるせい?
