昨年暮れごろから 茅ヶ崎の一中の前で出来てた人の列。
車で通り過ぎるたびに なんの店だろうと気になってました。
あの名店が 移転してたのですね。
蕎房 猪口屋
昼前に立ち寄ってみる。
店前の案内では予約優先。フリーは並ぶ必要あり。
駐車場は店横と近場に計7台。
運よく車も店内へも待つことなく スムーズに入れました。
ゆったりとした雰囲気の店内は オープンキッチンを中心に
カウンター テーブル席が用意されてる。
客はWOWOW アカデミー賞 グラミー賞CMに出てくる ハイソな熟年夫婦が多め。
案内されたカウンター席につきメニューを見る。
あれっ?昔はこんな素敵な組み合わせ あったかな。
迷わず注文したのは
ざる蕎麦とMINIカレー饂飩のセット(1240円) ざる蕎麦を大盛り(+210円)
まわりの「大人に向いてる」CM夫婦たちは お酒と肴から頼むパターンが目立つ。
待つ間はオープンキッチンの調理模様を眺める。
「菅井」「臥薪」・・・気に入ってる食事処はオープンキッチンが多め。
調理人の姿と清潔感が伝わってくるのが魅力となってる。
数分の待ち時間で ざる蕎麦が運ばれてきます。
まず 蕎麦のみを口に入れる。
冷水で〆られ 少しぬめりが残る柔らかめの蕎麦。鼻腔を甘い香りが通り抜ける。
続いて 汁をつけていただく。ほぉ 思わずうなる。
おもねるような甘みが無い きりっとした仕上がりの汁。
箸で取った蕎麦の3割ほどを浸し すする。
粋な江戸っ子なら ちょい付けにするような 辛口の蕎麦汁と
柔らかな仕上がりの蕎麦の取り合わせは絶妙。
醤油の香り 蕎麦の甘み 喉越しの清清しさが流れるように楽しめる。
ざる蕎麦を食べ終わったら声を掛けます。
すぐに MINIカレー饂飩が用意される。
湯飲み茶碗ぐらいの大きさの器で量は控えめ。
細めの饂飩が器の中で泳ぎ 底には刻んだ具が沈む。
きりっとした辛さだが フルーティーな甘みが そこはかとなく潜む。
コクは強くなくあっさりめ。蕎麦湯で伸ばすと美味い。
いい雰囲気と満足のいく食事。
外へ出ると 店前にまた列。玄関口は人であふれる。
さすが湘南の名店。人気も不変です。
蕎房 猪口屋
(そば(蕎麦)
/ 茅ケ崎駅
)
昼総合点★★★★☆ 4.0