お昼時。NHKセンター近く。足が向くのは あのお店。
狭いカウンター席でサハラの風を感じたくなるのです。
ロス・バルバドス
1時過ぎ。先客は女性一人のみ。
ランチメニュー(各850円)の中から ダル・コルシュ(豆カレー)を注文。
「あっ それ売り切れなんです」とマスターのつれない返事。
う~む 本日は豆にこだわりたい気分。それでは ギゼリ(豆シチュー)を注文。
にぎやかな民族音楽。アフリカの小物に囲まれた落ち着く空間。
料理を準備するマスターの手元をぼんやり見てるうちに3種の前菜が前に出される。
深い甘みのキャロット・ラペ 紫キャベツの酢漬け。
そしてひよこ豆のフンムは本当に美味しい。
続いて ギゼリの登場。
ご飯は前回食べたプーレ・ヤッサと一緒のバター風味。
茹でられた ひよこ豆 白いんげん豆 キドニービーンズとトウモロコシが盛られる。
汁はあっさりピリ辛い ケニア料理。
ゴロゴロした食感。豆の旨みが伝わってくる。程よい辛みが舌をしびれさせる。
豆料理っていい。
そう 豆料理が好きになったのは ウェンディーズのチリビーンズから。
20代の頃には恵比寿店に入り浸り。
2階席で駅前を通り過ぎる人並みを見ながら
辛みオイルを足したチリビーンズを食べてたことを思い出す。
ふと現実に戻ると マスターが 辛さが足りなかったらとタバスコを出してくれる。
でもギゼリには使わずじまい。もう辛さを追い求める年でも無くなったみたい。
最後は本日のお茶 ミントとルイボスのブレンドで流し込む。
ミントの香りが口に広がり爽快な気分。どうもごちそうさまでした

ロス・バルバドス (アフリカ料理 / 神泉駅 、渋谷駅 、代々木公園駅 )
昼総合点★★★★☆ 4.0