一麦七菜
平塚追分交差点そば。
商売するにはかなり厳しい場所。
めげることなく たなびく紫の暖簾。
お昼時。ガラス戸を開けると
カウンターもテーブル席も満杯。
一つだけ空いていた席にすべり込む。
頼んだのは 冷七菜(1030円) 選べる麺の量は中盛り(360g)
カウンター内ではご主人夫婦が無駄なく動く。
しかし じっくり時間をかけて茹でる うどん。混んでいるので待ち時間は長そう。
よく見るとカウンター上に小さな小さなトロフィーが2つ並ぶ。
「逸品セレクション フード部門グランプリ」「平塚店舗コンクール優秀賞」
う~む入賞の難易度はよくわからないが モ○ドセレクションみたいに
少なからず広告効果はあるのでしょう。
さて予想通り待つこと25分ぐらいで 冷七菜の登場です。
出汁は上品な京風。うどんは もっちり細め。量は多いはずなのに気にならない。
なぜなら季節の野菜の揚げびたしのインパクトが大きいから。
長いも ナス かぼちゃ サツマイモ ブロッコリー。
それぞれの野菜の食感が違い楽しい。
さらに良い具合に油が うどんになじんで旨みを増していく。
他に 竹の子 どんこ ねぎ 天ぷらかまぼこ。無駄な食材は一つもなし。
ひさしぶりに食べても やはり美味い。
この味なら リピーターが多いのも当然。
昼時間が後半になっても客が引き続き入ってくる。
これからも繁盛していきそうなお店です。
一麦七菜
(うどん
/ 平塚駅
)
昼総合点★★★★☆ 4.0