『カラスの親指』実質ヒロインの能年ちゃんに満足!! | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

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カラスの親指

ベテラン詐欺師のタケ(阿部寛)と相棒のテツ(村上ショージ)。
ある日 スリを失敗した まひろ(能年玲奈)という少女を助けたことから
二人は彼女と姉のやひろ(石原さとみ)、その恋人の貫太郎(小柳友)と
共同生活を送るハメになってしまう。
実は 彼らは取立て屋グループに不幸にされた過去でつながっており
タケは今も追いかけられていた。
そのことから取立て屋に大勝負を挑んでいく・・・ 

コンゲーム映画としてはプロットに穴が多い
取立て屋を だます作戦はご都合主義。
なぜ一番 ばれる可能性が高いタケが直接参加するのかとか意味不明。

しかしラスト20分のどんでん返しのために張られた伏線は見事。
何度か見直すとストーリーのあちこちに潜まされている。

そして何よりもうれしいのが実質のヒロインが能年怜奈であること。
名前の順番は石原さとみのほうが上だが 露出量は圧倒的に能年怜奈
まだ「あまちゃん」ブレーク前の能年ちゃんは 相変わらず透明で
子供っぽいイメージだが 途中で色っぽいギャルに変身したり見所満載。
もう これだけで満足。彼女の人を惹きつける能力は素晴らしすぎる。

難を言えば どんでん返しを演出する役の 村上ショ-ジはう~ん
素人っぽさが最後まで響いた印象なんだよなぁ。

ただ能年ちゃんの出世作のひとつ。
見逃せない映画ではあるので評価は高めにします。

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