とある休日 家族3人で訪問しました。
トラットリア ビコローレ ヨコハマ
横浜駅東口からは少し離れたビルの一角。
幹線道路からも内側に入った目立たない場所。
それでも 集客が出来るのは評判の良い
証拠なのでしょう。
店内は トラットリアそのもの。
南イタリアのこぎれいな大衆食堂風。
もちろん予約で訪れてます。
ハキハキした女性店員さんがメニューを差し出す。
ランチメニューは3種。パスタは7種類から メインは肉か魚かで選ぶ方式。
頼んだのは 前菜 パスタ メインの PranzoB(2940円)
パスタは 自家製麺(+315円)に さらにデザート(+315円)もオーダー。
店員さんはレベル差あり。ハキハキ女性店員はとても目が行き届く。
学生風のアルバイトはまだ研修中かな。ただ全体にしっかり教育は行き届いてる。
カウンターの前では 生ハムを切る機械。
スライスされた生ハムが皿に載せられ
まず前菜とパンが登場。
イタリアンオムレツ 生ハムとイチジク
グリルズッキーニ パブリカのピクルス
タコのマリネetc
色鮮やかであるが ベーシックな作り。
際立った創意工夫までは 感じさせない。
前菜は まずまずと言ったところ。
続いてパスタはシェアリングをできるようにと3種。
スパゲテイ カラスミ レモンのペペロンチーノは
カラスミの辛味と唐辛子の辛味がマッチングし なかなか乙な味わい。
続いてキッタラ 自家製サルシッチャとトウモロコシ ペコリーノのソース
サルシッチャはソーセジと聞いていたが 予想に反して つぶした形での登場。
うどんのような食感のキッタラに ペコリーノチーズのソースが絡む。
なんか おもしろい取り合わせ。
しかし 群を抜いてたのは ハキハキ女性店員がすすめてくれた
カヴァッティエリ ダルマイカの煮込みソース
ダルマイカの肝であえたパスタの味は深い旨みを発する。
生臭さはまるでなし。これは あとにまでひく美味しさ。思わず うなる。
皿を片付けに来た女性店員に「ダルマイカ おいしかった」と声をかけると
「よかった。もうイカがラストに近かったんですよ」と 得意げな笑顔。
メインの肉料理は牛タンのポトフ。
じっくり あっさり 茹でられた牛タンはきっと うまいのでしょう。
ただ どうしても 脳内で四谷の「たん焼 忍」の茹でタンと比べてしまう。
ハキハキ女性店員が力説したのは 付け合せのノスタルダのマスタード漬
たしかに甘くて辛くて不思議な味。
魚料理は太刀魚のトマトソース。印象としては牛タンより こちらのほうが上。
デザートは ビアンゴマンジャーレ。
いわゆるレンチのプラマンジェ。
少しザラッとした舌触りが新鮮。
フルーツポンチとの組み合わせもいい。
全体的にはハイレベルと思えるメニュー。
特にパスタには独創性有り。さすがです。
しかし 値段を安く抑えてるせいか
前菜 メイン デザートでは飛びぬけた印象までは感じない。
ただ著名シェフが仕切る店。まだオープンしたばかり。
これからの進化が楽しみです。
トラットリア ビコローレ ヨコハマ
(イタリアン
/ 平沼橋駅
、高島町駅
、横浜駅
)
昼総合点★★★☆☆ 3.9