ついに 春子(小泉今日子)の家出のいきさつが語られる週。
アイドル中のアイドルだったキョンキョンに
アイドルを目指していた役を演じさせるクドカン。
すごいです!
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1980年代も遠い昔。
おそらく アイドル小泉今日子の偉大さを知らない人も多くなってるのでしょう。
当時のアイドルは まだ分業化されておらず
歌 俳優 グラビア バラエティーとすべてをこなす形。
たとえば 松田聖子は歌は飛びぬけていたが 俳優としては評価されず。
中森明菜は歌は◎ 俳優は△(90年代 「素顔のままで」) バラエティーは・・・
その中でバランスよく活躍していたのがキョンキョン
歌のうまさは飛びぬけていなかったが
企画力・センスのよさが目立つ戦略。
「迷宮のアンドローラ」「なんたってアイドル」
「木枯らし抱かれて」「学園天国」
ドラマでは「愛し合ってるかい!」からのブレーク
映画も「ボクの女に手を出すな!」など
作品を選びながらの好演。
バラエティーではとんねるずとの「モジモジくん」
「愛しあってるかい!」フジテレビ
少しパワーが落ちてきたと見えた90年代に入ってからは
ドラマ「パパとなっちゃん」にて 方向性を微調整。
歌も「あなたに会えてよかった」「優しい雨」など じんわり しっとり系へ。
とにかくイメージ戦略のうまさはピカイチ。
多方面活躍型のアイドルとしては 息の長さは驚くほど。
山口百恵でさえ 活躍したのは7年ほど。
アイドル3年寿命説を くつがえした稀有な存在なのです
