小さな駅の近くでも 思わぬ拾い物がある。
東横線 東白楽駅。
神奈川大への入口だが 白楽ほどにぎやかな商店街はない。
お昼12時。少し歩けば 六角橋のラーメン激戦区だが 気分は乗らない。
駅近くで ランチを食べられる場所を探す。
目に入ったのは 洋食の店。
客は少なそうだが 小奇麗でそこそこ年季が入った店構え。
外に出ている ランチメニューを見ても おもしろそう。入ってみましょう。
ビストロシェフの一歩
ピンクのクロスのテーブルが3つとカウンター
ジャズピアノが流れる店内。
壁の時計が こわれたままなのが印象的。
いかにも街の洋食屋さんという雰囲気だが
一人で店を仕切
ホテル並みのコック姿の男性。
外のボードメニューで決めていた
真鱈の頬肉とベーコン しめじ トマトスパゲティー(900円)を注文。
コンソメベースのミネストローネ。
玉葱 じゃがいも 人参 セロリなど具沢山。
家庭風の一品だが野菜の旨みが出ており
一ランク上の仕上がり。
続くパスタに期待が高まります。
少し間を置いて スパゲティーとサラダが出てきました。
まず 驚いたのがサラダ
レタスにかかった黄色いドレッシングは クルクマ(ウコンの一種)を使ったもの。
レモンベースで 酸っぱさとスーッとした爽やかさが漂うドレッシング
クセになる味ですね。
そして メインディッシュとなる トマトスパゲティ
粉チーズがたっぷりかかった ベーシックなトマトソース味。
酸味は強くないが トマトの存在感は確か。あっさりした味わい。
麺の茹で上がりは アルデンテ かすかな歯ごたえを残す。
そして特筆すべきが 鱈の頬肉。プリッとした食感の肉がいくつも入る。
しめじや ベーコンとともに 最後まで飽きることなく 一気に食べれます。
客数は多くないが 常連らしき客が何組か
入れ替わり入ってくる。
レモンティーを飲みながら 一息付けば
料理への満足感からか まるで時が止まってるよう。
修理中の時計も 意味があるように思えてきます。
ちょっと得した気分のランチとなりました。
ビストロシェフの一歩
(レストラン(その他) / 東白楽駅
、東神奈川駅
、白楽駅
)
昼総合点★★★☆☆ 3.8