【遅咲きのヒマワリ】丈太郎とかほり~最終回あらすじ&感想 | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

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おいしく食事が出来ること!健康であること!感謝です!

やっぱり 何度見てもいい。『遅咲きのヒマワリ』最終回


このドラマの特徴は セリフが少なく 表情から 登場人物の心情を

読み解かなければならないこと。

だから いろいろな感想を見てみましたが 今ひとつしっくり来ない。


ここはひとつ。自分で最終回のあらすじ&感想を書いてみます。

さらに かほり役 真木よう子が かわいく見える部分もチェツク。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


米作りを始めた丈太郎(生田斗真)と順一(桐谷健太)。

しかし 田んぼを使えるようになるには3年から5年かかると聞く。
日下課長に(松重 豊)に田んぼの報告しに行った丈太郎は
往診の依頼を受けたが 病院の車が出払って困っている かほりを迎えに行く。

東京に戻ってくるよう手配したと教授からの一方的な電話を受けた かほり。

そんなことはおくびに出さず ヒマワリを見ていこうという丈太郎の提案に

「見たい!」と子供のように目を輝かせる。

(真木よう子 かわいいポイント①)


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しかしヒマワリは抜かれていてどこにもない。あれっ あれっと探しまくる二人。

誰かが別の場所に植え替えてくれたと言う丈太郎に

どっかの子供がいたずらでひっこ抜いたんじゃないのという かほり。

「性格ゆがんでるんじゃないの?」

「親切な人が植え替えたというなら どこ どこにあるんですかぁ?」

「そんなの知らんちや!」思わぬ丈太郎の方言にかほりは笑みが抑えられない。


弘樹(柄本佑)は理学療法士の先生を目指して入学試験を受けることに。、
また さより(国仲涼子)は夫に強気宣言。家庭内の主導権を取り戻す。

サンリバーでは 明るさを取り戻した春菜(木村文乃)と彩花(香椎由宇)が 

雑誌に載った東京タワーのクリスマスツリーを見ながら わいわい騒いでる。
そして仕事帰りのかほりは弘樹とバッタリ。
「かほりとやり直したら、またうまく行けるような気がして・・・ゴメンな」

う~む 最終回にして 急展開で落ち着いていく周囲の人々。

前回までのゴタゴタは何だったのでしょう?


その夜 丈太郎の家のドアがノックされる。

「あっ わたし わたし」「わたし わたしって だ~れ?」

丈太郎とかほりの決まり文句。ついに来ました。初めての逆バージョン。

これを聞けただけで満足。

「ちょっといい?」かほりにとって丈太郎は心のよりどころなのである。


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コーヒーを飲みながら 互いの行く道を尋ねあう ふたり。

東京に戻るか 四万十に残るか 悩む かほりに丈太郎が言う。


「自分のしたいようにすればいいじゃん・・・・」

「患者さんに ずっとここにいるって言っちゃったんだよ。無責任なこと出来ないよ。」

「でも やっぱり東京に行きたいんだろ?」

「だから わたしには責任があるって言ってんの。あんたとは違うの。」

表情をこわばらせ 押し黙る丈太郎 「どういう意味だよ」


米作りって周りを巻き込んでるけど3年契約終わったら どうせ いなくなるんでしょ

お前だって責任って言ってるけど本当は研究員としてやっていく自信がないんだろ 


互いの心をえぐるような言葉の応酬。

家を飛び出し帰っていく かほり。ひとり残り 深いため息をつく丈太郎。

でも それそれの指摘は間違いでもない。


翌日 日下課長と飲んだ後 丈太郎は かほりに電話をする。
「あっ おれ おれ」「おれ おれってだあれ?」

いつものやり取りにほっとする丈太郎。かほりも電話を待っていた。


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「あぁ寒い!ねぇ なんでカヌーなの?」

ちょっと甘え口調に 足を引っ掛け丈太郎に支えられる かほり

(真木よう子 かわいいポイント②)

ふたりは 四万十川をカヌーで疾走しながら この3ヶ月間を思い出す。

地元になじんでいった丈太郎 未熟な臨床医から成長していった かほり 

お互いの一番の理解者として ふたりで過ごしてきた時間。

そして一緒に見た無数の鯉のぼり。


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カヌーを下りたあと 橋の上で かほりは研究医を目指した理由を語りはじめる。

大好きだった祖母がガンでなくなったこと。

それをきっかけにガンを治す薬を作り多くの人を助けたくて

免疫治療研究の道に進もうと思ったこと。


「それだけの思いがあったら 誰もおまえを無責任と攻めやしないよ。」

「でも また研究室に戻ったら いいように異動させられるかもしれない」

「ここじゃ お前の夢 かなえられないんだろ?だったらさ 飛び込んじゃえよ」

優しく微笑む丈太郎。それを見つめる かほり。丈太郎の応援に心は決まる。


目立たないが このあとの橋の上でのやり取りも秀逸

「じゃ 行っちゃおか」「えっ?」「こっから飛んじゃお」「えっ そういうこと?」

第6話で川に一緒に飛び込んだふたり。

生田&真木のコンビネーションはいつも微笑ましい。


両親にも東京に戻ることを伝えた かほりに さよりが言う。

「かほり 一回も話さんかったね 方言」

方言が自然に出るようになった丈太郎との対比。

かほりの夢は東京に残っている。


患者さんへの説明では看護師の青木(田口淳之介)が助け舟を出してくれる。

「すごいやないですか。もしかしたらノーベル賞取っちゃうかもしれませんよ」

相変わらずいい味を出している。なぜ田口の出番が少なかったのでしょう。


お別れ会は いつものサンリバー。

乾杯の前に丈太郎が皆に報告したいことがあると言い出す。

「おれ 地域おこし協力隊やめた」

「やめた?」驚きのために一瞬言葉をなくすメンバーたち。 

「東京に戻るかが?」と順一 「かほりちゃんと?」春菜

「えっ?」何も聞いていない かほりは戸惑う。


しかし 丈太郎の本意は 地域起こし協力隊をやめ

四万十市民になるという決意表明だった。

無責任だと言う かほりの言葉を受け止め 丈太郎も自分の道を決めた。

丈太郎にとっても かほりは大切な道標。

おおげさに喜ぶ順一の影で 涙を浮かべる かほり。

また先週に続き 二人の仲をはっきりさせようとする春菜はグッド・ジョブ。


お別れ会の後 一緒に自転車を押しながら帰るふたり。

夢は自分のものだからという丈太郎の表情が かほりの心を包む。

そして かほりの家に着き 別れを告げる姿が切ない。


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「じゃあな」「じゃあね」

いったん交わされた別れの後 玄関の坂を上る かほりが振り返る。

「あっ」「なに?」「お店で飾るクリスマスツリー・・・写真でメールして」

「わかった 送るわ」「うん・・・じゃあね」

また数歩進むと 今度は丈太郎が声を掛ける。

「なぁ」「なに?」

「クリスマス・・・そっちも送ってくれない。」「なにを?」

「ツリーの写真。東京タワーにさ。でっかいツリーがあるんだ。」「わかった」


見つめあいながらも言葉を探す。「他に何かある?」

口ごもりながらも答える丈太郎「あぁ・・・いや」

うなずく かほりの表情も少しさびしげ「・・・じゃあね」

玄関に入っていくかほりを ずっと見送り続ける丈太郎。

互いの気持ちを伝えきれず幕が下りていく。

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翌日 かほりを空港に送ることなく丈太郎は日常の仕事に入っていく。

東京に着いた かほりは教授室に行き 研究チームに戻ることを辞退する。
教授の脅しにも毅然と「夢はわたしのものですから」と屈しない。

遠く離れても 丈太郎の言葉は かほりの夢の道標。


クリスマスイブの夜。

サンリバーでのパーティーから戻ってきた丈太郎は携帯を見る。

一方 東京では あちこちの研究機関に面接に行く かほり。

コンビニで買ったおでんを手にした家への帰り道。信号待ちの間 携帯を見つめる。

鳴ることがない携帯の画面がさびしく電車の光に照らされる。


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そしてクリスマスの夜。

この日も厳しい対応を受けた かほりはひとり勉強にいそしむ。

そこに鳴る携帯。いそいそと出ると いつもの「あっ おれおれ」の声。

一瞬 思わず かほりの頬が緩む。(真木よう子 かわいいポイント③) 


「おれおれって だあれ?」

電話の内容は約束のツリー撮影のこと。「忘れたのかよ?」と怒る丈太郎。

「だって部屋だしさぁ・・・明日でもいい?」「クリスマスは今日まででしょ」

「東京タワーまですぐじゃないし・・・それにカップルばっかりでしょ・・・」

かほりの声はどこか甘えてる。結局 約束どおりにツリーを撮りに行くことに。


東京タワーにつき ツリーを撮ろうとする かほり。

ツリーが大きくてカメラに入らず 後退りしていると 人とぶつかってしまう。

「あっ すいません」

そこに立っていたのは ヒマワリの鉢を持った丈太郎。


信じられない表情で 目を丸くしながら かほりは尋ねる

「何してるの?」

「これ 見てみろよ。やっぱさ 近所の田中さんが植え替えてくれたんだよ」

「アハハ それ見せにわざわざ来たの?」

「だって 見たいって言ってたじゃん」

「メールで写真を送ってくれればいいじゃん」 

いつものペース。二人の仲はまた進まないのかと思ったが 今回は違う。

「うん・・・まぁ・・・別に これ見せに来たわけじゃないし」

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セリフは少ないが ひとつひとつの言葉が すとんと心に落ちる。

「何しに来たの?」

「会いに来た」

「だれに?」

「おまえだよ」

「なんで?」 

じっと見つめあう二人。

「・・・会いたくて」

かほりの表情が少し泣きそうになっていく。

「わたしも会いたかった」

そして 恥ずかしさのため すぐにうつむいてしまう

(真木よう子 かわいいポイント④)


「でも なんで普通に来ないの?」「サプライズじゃん」「思い付きでしょ」

もうこのあたりでは うれしさのためか デレデレ状態。

「ツリーの前で写真撮ろうぜ」「え~っ」「いいじゃん照れるなよ」  


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しっかりと 肩を抱き寄せ写真を撮るふたり。かほりの顔は満面の笑み。

そして携帯の画像を笑いながら見てると丈太郎からの突然のキス。

マフラーとヒマワリの葉に隠れてるが スイーツ王子の面目躍如の場面。


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キスの終わりに息を吐くプシューッとの声と 見つめあい笑いあう姿。

「よく これもって来たよね」ヒマワリを手にした ハスキーな甘え声が響く。

(真木よう子 かわいいポイント⑤)

「あぁ だって おれ車だし」「車で来たの?バカじゃないの」「ハハハ」

「どれくらいかかったの?」「15時間かな」「15時間?ヒマワリよく持ったね」


いつものふたりの会話が続く。どこまでも爽やかな二人。

2012年最高のラブシーン。

丈太郎とかほりには幸せになってほしいな。続編もぜひ期待。