平日の津和野は静けさに包まれる。
夏休みといえども 観光客の姿は さほど多くない。
午後2時過ぎ。遅くなった昼食を取りに いなりずしで有名な店に伺いました。
美松食堂
太鼓谷稲荷鳥居そば。メインストリートから外れ さらに人影はまばら。
ほどよくひなびた レトロなたたずまいのお店。
店内はクーラーなし。先客なし。
大衆食堂っぽいテーブルとスチールの椅子。
ぼんやり たたずんでいた おばちゃん。あぁ 時が止まっていますね。
家族3人で頼んだのは 開運そば(鶏そば)など そば類が中心。
名物のいなりずしは 割子そば定食(1170円)に付いている 3つだけ。
店のおばちゃんは ちょっと不服そう。
「お腹に入りそうだったら あとで追加します」との言葉に表情を和らげる。
調理は 奥のほうで休んでいた おじちゃん。
こちらも 注文が入り やっと時が動き出したようです。
出てきた蕎麦は市販の茹で麺ですね。
付け合せの 野菜は やさしく煮含まれてる。山菜はパックものっぽい。
割子そばでは 味わえませんでしたが 鶏そばのツユはしっかりしたお味。
いなりは 黒くなるまで たっぷり煮込まれた揚げに包まれた 黒いなり
色は 真っ黒だが 甘さは控えめ。小ぶりなこともあり あっさりといただけます。
いなりずし専門の店が 食堂もやっているという風情。
そのせいか そばつゆ 野菜の煮含みなど
いなり作りに関係していそうな 出汁には安定感があります。
ただ そのほかの料理は 大衆食堂の範疇。
おいなりさんを じっくりと楽しむ店のようでした。
美松食堂
(そば(蕎麦)
/ 津和野駅
)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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