山口県 川棚温泉
昔 祖父の別荘だった建物が温泉旅館となり
そして そこの旅館のご主人が発案した「瓦そば」が 川棚の名物に。
今は店舗として使われている 別荘だった建物を見る。
数十年ぶりの訪問。
当時は旅館で「瓦そば」の発案者である ご主人にもあいさつを受けたらしい。
残る記憶は 長い廊下と部屋に入るほど蝉がたくさんいたことだけ。
まだ幼稚園生だった頃。さすがに 長い時間がたっています。
さて 食事は時間が中途半端だったため 一度 下関のホテルに戻り
門司店に あらためて伺いました。
元祖瓦そば たかせ 門司港レトロ店
門司港レトロの中心 海峡プラザ2階にある店舗。
ライトアップされた門司港が見渡せる窓側は予約席。
柱側のテーブルに案内される。
店員さんの話では 瓦そばだけでは 量的には足りない模様。
茶漬け等を一緒に頼む人がほとんど。しかし それほどおなかがすいてない。
家族3人で 瓦そば(1050円)を 3人前注文する。
お茶はもちろん出されるが 冷たい水はセルフ。
100人以上入れる店内は どんどんお客で埋まっていく。繁盛しているようです。
瓦そばは 3人分一緒にされ運ばれてきました。
熱々の瓦の上に 焼かれた茶蕎麦。
その上を 牛肉と錦糸卵 ネギ 海苔がいろどる。
頂上には紅葉おろしを載せたレモン。
油を掛けまわし瓦で焼かれた茶そばは 旨みを増し
瓦に接した部分の麺は パリッと焼け 癖になりそうな食感。
さらに 錦糸卵に牛肉という 蕎麦とは縁遠そうな具は
一見 ミスマッチ風の取り合わせだが 不思議によく合う。
つゆは 和風鰹出汁のあっさり目。これだけでも 旨さは堪能できるが
大きなポイントは 紅葉おろしとレモン。
茶の香りが拡散して野暮になりそうな 茶そばを酸っぱさと辛さにより引き締める。
よく考えられてますね。
量は軽め。しかし この日の腹具合にはちょうどいい按配。
川棚では 本館 別館 新館と規模を拡大。下関 門司でも店舗を構える。
先見の明があった ご主人に敬服です。
(そば(蕎麦)
/ 九州鉄道記念館駅
、門司港駅
、出光美術館駅
)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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