『ALWAYS 三丁目の夕日'64』古沢脚本は不完全燃焼・・・ | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

おいしく食事が出来ること!健康であること!感謝です!

ドラマでは「相棒」「外事警察」「リーガルハイ」

映画では「三丁目の夕日」シリーズや「キサラギ」「探偵はBARにいる」などなど。

乗りに乗ってる脚本家 古沢良太の作品。楽しみに見ました。


ALWAYS 三丁目の夕日'64


湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

シリーズ三作目のメインストーリーは 

六ちゃん(堀北真希)の恋の行方。

相手の菊池医師役は「モテキ」で

再ブレーク中の森山未来。

まじめに付き合い始めた二人だが 

病院での菊池の評判は最悪で・・・


もうひとつのストーリーは 

高校生になった淳之介(須賀健太)と

親代わりをしている竜之介(吉岡秀隆)の その後。

本当は小説家になりたいが 親心を裏切れない淳之介に竜之介は・・・


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


どちらも 泣かせるが ひとひねりしかない落ち。

どこにも 古沢らしい 人の心の裏の裏を読みつくす 切れがない。

これでは 「リーガルハイ」で主人公の古美門が バカにしている 「朝ドラ」と同じ。


脚本家として書ける 守備範囲が広いことを 誇示してるのか?

それとも 山崎監督とのW脚本なので 押し切られたのか?


しかし古沢らしい 伏線の張り方と回収 第1作とのコントラストは随所で見れる。

葬儀で一番の理解者だったのが勘当した父親だったことに気づく竜之介。

そして自分と決別させることにより 淳之介が小説家になる道を開く。


また 車から飛び出す淳之介と 思い立ち 追いかけていく竜之介。

第1作では 一緒に暮らしていく決意だったが 今回は 送り出すため。

コントラストがはっきりしています。


次回作は 万博の1970年が舞台との噂。

子役のリアルタイムで制作している 本シリーズ。

練りに練った脚本を期待しています。


おすすめ度 ★★★☆☆ 3.5    にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ にほんブログ村