あまりにも おバカ!あまりにも ブラック!そして不必要なくらいメカにコリすぎ!
超B級のSF映画です!
アイアンスカイ
第2次大戦末期。ナチスの一部は
月の裏側に逃げ秘密基地を建造。
独自の軍事テクノロジーを発展させ
連合軍への復讐の機会を狙ってた。
そして2018年。
月探査船の黒人宇宙飛行士を捕獲。
彼の話から 決行のときが来たと判断。
UFOの大編隊で地球侵略を開始する。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
月面秘密基地内を疾走するフォルクスワーゲン。
国歌斉唱のときはナチ式敬礼で直立不動。
下等とさげすんでる黒人も 薬で優秀なアーリア系白人に変身。
すぐに 色気を振りまく場面になってしまう ナチ側ヒロイン。
軍事テクノロジーも進んでるようで旧式だったり 笑える場面の連続。
地球側もブラックなユーモアの連続。
選挙の支持率ばかり気にする米大統領(女性)は ナチスの侵略に狂喜
「公正な戦いで我々が勝てるのはナチスだけなのよ!」
一方 国連会議。
月面秘密基地が発見され UFOの大群が出現したが 正体がわからない。
各国が自分の国の仕業でないと否定する中で 北朝鮮代表。
「白状します。わが国の宇宙船です。われわれが敬愛する将軍様が・・・」
笑いに包まれる会議場・・・
宇宙での戦い。居並ぶナチス艦隊。
米大統領「秘密にしてた宇宙戦艦を出撃させます」
宇宙条約違反でないかと騒然となる会議場。
しかし米戦艦がピンチとなりSOSを発信すると 次々出てくる各国の宇宙戦艦。
米大統領「あっずるい。みな宇宙条約違反だ~!」
フィンランド映画。ナチスもアメリカも おちょくりっぱなし。
『日本以外全部沈没』『マーズアタック』のような毒を含んだSFコメディ。
日本では9月公開。どのくらい ヒットするのかなぁ(^-^)/
おすすめ度 ★★★☆☆ 3.5
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