大晦日にはホラーを。驚愕のラスト!『ミスト』 | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

おいしく食事が出来ること!健康であること!感謝です!

大晦日の夜。紅白も あまり見る気がしない。

年の瀬 ラストらしい映画を見ようと思い 

青春モノや恋愛モノを探すが しっくりこない。

さわやかな年末にするのはあきらめ ディープなホラーを探す。

おっ S・キング原作。2007年度作品。これ 行きましょう。


ミスト
湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

謎の霧に覆われる町。霧の中には 何かがいる!

外に出た人たちは 

次々に正体不明の生物に襲われる。

スーパーマーケットに閉じ込められた人々。

はじめは団結しているが徐々に正気を失っていく・・・


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


出てくる謎の生物より怖いのが 集団心理。


それをあおる狂信的な宗教信者役が マーシャ・ゲイ・ハーデン

とても「この森で、天使はバスを降りた」の 

可憐で力強い女性シェルリと同一人物とは思えない。

演技の幅が広い すごい女優です。


さらに ローリー・ホールデン。このひとも 上手な女優ですね。

主人公と最後まで行動を共にする女性アマンダを好演。


主人公のトーマス・ジェーンは メル・ギブソンに似た雰囲気。

彼の絶望の叫びは マッド・マックスを彷彿させるような演技。


そしてラストの衝撃。S・キングの原作にはなかったという部分。

きつい。

『猿の惑星』のラスト 自由の女神像を発見した時 並みのインパクト。


怪物より怖いのは人間。集団心理の怖さが存分に描かれた作品。

大晦日に見るにはふさわしくない内容だが 十分満足できるホラーです。


おすすめ度 ★★★★ 4.0  にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ