西暦2020年。
ボクシングは廃れ ロボットによる格闘技 リアル・スティールが隆盛。
元ボクサーのチャーリーは 妻子と別れ しがないプロモーターとして
各地を転々としている。
ある日 そんな彼は 母をなくした息子ベイリーを預かることとなる・・・
リアル・スティール
チャーリーとベイリーの親子関係は クレーマー・クレーマー
恩師の娘リリーとの恋人関係は ロッキー
さらに手塚治虫をリスペクトしたと思われるロボット名は アトム
これだけ要素がつまれば おもしろくないわけありません。
チャーリーを演じるのは ヒュー・ジャックマン
いつもの かっこいい役と違い 今回演じるのは
夢を追ってるものの 逆目 逆目に出てしまう ダメダメ親父。
ベイリー役はダコタ・ゴヨ。アトムの快進撃を生み出す頭脳明晰さ。
アトムとのツインダンスもかわいい。
口は悪くても 親思いのところが泣けます。
ストーリー展開も最高。
スクラップ置き場にあったアトムの最高の機能が
人まねが出来るシャドウ・システムという設定も秀逸。
最後には ボクサーだったチャーリーの自信も取り戻させる。
また近未来なので へんに世界観が変わってないことも好感。
もちろん ロボット先進国 日本へのオマージュも散りばめられてる。
この冬。一番の秀作でしょう。
年齢を問わず楽しめる映画。 ☆5つ つけちゃいます
おすすめ度 5.0