小松左京氏を悼む | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

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伊良部選手の死で 隠れがちですが 

SF界の巨星 小松左京氏が亡くなりました。


大好きな作家の一人

中学生のときに はまり 高校 大学 社会人になっても 

小松左京の本は読み続けました。


一番好きな長編は 「果てしなき流れの果に」

この作品は その壮大なスケールから 時間テーマのSFとしては最高峰だと思う。

続いて 「日本アパッチ族」 「見知らぬ明日」あたりかな・・・


案外好きだったのが 

「時間エージェント」「ゴエモンの日本日記」など 遊び心満載の作品。

ちょっと エッチだったり シュールだったりするのが 心引かれた理由。 

逆に「日本沈没」「復活の日」は 

メジャー作品だったこともあり なぜか違和感あり。


しかし 小松左京の真骨頂は短編にあったのかもしれません。

「戦争はなかった」「召集令状」「地には平和を」など戦争を題材にしたもの

「くだんのはは」「さとるの化け物」「青ひげと鬼」など 怪異譚的なもの

ほかにも「影が重なった時」「日本売ります」「遷都」・・・


あらためて 小松左京氏の守備範囲の広さに敬服します。

また読んでみようかなぁ・・・