良くも悪くも キムタクは偉大である。
SPACE BATTLESHIP ヤマト
森雪が戦闘班だったり 佐渡先生が女性だったり
ここまでのアニメ版との設定の違いは 許容範囲内。
キムタクの古代守が老けすぎで
島大介が 緒方直人になったのも許そう。
ただ ヤマトが・・・ちゃちい。
長さ500メートルの設定らしいが
どうみても50メートルぐらいの船にしか見えない。
あと いくらアナログといっても 手持ちマイクや キーボードはなぁ・・・
さらにガミラス星の設定。デスラーの存在の意味が まったくない。
戦闘シーンも いまひとつ。
おそらく いろいろな面で ハリウッド作品を意識したのかもしれませんが
逆に 大きな差 未熟さを 露呈する結果に。
これは シナリオと 美術(CGとは呼びたくない!)が よくないですね。
その寸劇みたいな状況の中 キムタクは熱演。
空回りしてますが えらいですね。
ほかにも 日本が誇る役者たちが脇を固める。悲しいです。
作品のちゃちさを 役者のせいに されるのは かわいそうだよね。
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最後にひとつ。
1974年に発刊された 宇宙戦艦ヤマトの原作本(石津嵐 著)が
昔 実家にありました。
その結末は テレビ作品と違い 衝撃的。
イスカンダルについたものの 実は 放射能除去装置はなく
放射能に耐えられる人体改造技術だった というもの。
今回の実写化で 放射能除去装置の有無について
グタグタのシナリオにするのなら ここまで やってほしかったなぁ・・・