ノストラダムスは来なかった・・・ | 湘南ダック ~神奈川・東京 ランチグルメ~

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ノストラダムスの大予言


五島勉氏が書いた本。

16世紀のフランスの医師 ノストラダムスが

著作「予言集」で未来を予言したという内容。


五島氏いわく 

人類が滅びることを予言していると解釈。

世紀末思想と重なり ブームとなりましたね。


中高生だった自分もよく読んだノストラダムス本。

しかし シリーズ 4,5冊目になると 著者の都合や 荒唐無稽さが目立ち始め 

急速に熱が冷めていく。


だから 1999年7月。

さすがに ニュース等の話題で 7月の前半までは覚えてましたが 

月の後半になると ノストラダムスの予言は すっかり忘れてました。 


気が付いたのは 9月ごろ 漫画の「浦安鉄筋家族」を見てて。

登場人物の一人が夏休みの宿題をやってこなかった理由が

「ノストラダムスの予言で人類が滅びると思ってた」というオチから。


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さて 人類滅亡を予言したというのは この詩


1999年 7の月。

空から恐怖の大王が降ってくる

アンゴルモアの王を甦えらさらんと

その前後 火星が幸福の下に統治する


今 学術的には アンゴルモアの大王は 

時のフランス国王フランソワ1世を指すと言われてます。

よって この詩は 当時のオスマントルコ(恐怖の大王?)との関係を

予言したものと見るのが妥当かもしれません。


これは たとえば 現代に置き換えると 人気の予言者が

「400年後 米中が戦争状態になる」と予言したようなもの。

まぁ あまり独創性は感じられませんが・・・


しかし ノストラダムスの予言は とくにヨーロッパでは

時代時代の節目で 何度もブームを起こしています。


おそらく ノストラダムスの詩は抽象的な表現が多く 

多彩な解釈が可能なことが 魅力になってるようです。

それにより きっと これからも 

何十年先 何百年先 ブームが来るのかもしれません。


だって いつの時代も 人間は 予言が好きだから。