2008年作品。
これでケイト・ウィンスレットはアカデミー主演女優賞を獲得
愛を読むひと
1958年 15歳のマイケルは
21歳年上のハンナと知り合い恋に落ちる。
会うと必ず本の朗読を せがむハンナ。
しかし ある日突然 彼女は姿を消す。
そして 数年後 法学生となったマイケルは
法廷でナチスの犯罪者として裁かれる彼女を 見つける・・・
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前半は 15歳と36歳の恋。ケイト 脱ぎまくり 官能シーン満載。
しかしその中にも 後半の展開につながる伏線がいくつも描かれてます。
そして 中盤の裁判シーン。
強制収容所の看守であった彼女は 罪を軽くなりたい 元の同僚たちからの
ウソの証言を 自分が抱える ある秘密から 認めてしまいます。
その秘密に気づいてしまったマイケル。
彼女を救うために会おうと考えるが 途中で引き返してしまう。
なぜなら その秘密は 彼女にとっては生きていくためのプライドだったから
そして後半。収容され 年老いた彼女に朗読テープを送りはじめるマイケル
恩赦で出所する 彼女の身元引受人となるが
出所の日 彼女がとった行動は・・・
ユダヤ人迫害 ホロコーストが ドイツ人にとって どんなものであったか?
ハンナが 罪を重くなっても 隠そうとした秘密が
当事者にとってはどんなに 深刻なものか?
人と人が理解しあうこと そして愛することが どんなにむずかしいことか?
いろいろ考えさせられる 深い映画です。
おすすめ度 ★★★☆☆ 3.5
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