神奈川新町から 子安にかけての「2国」沿いは ラーメン屋や 大食いの店が軒を並べるB級グルメ地帯。
この日は めん創桜花に寄ろうとしたが お休み。
どうしようかと思い ふと30メートル先を見ると
歩道上にテーブルを出し 肉を焼きながら 食事をしているカップルが。
トラックがビュンビュン通り過ぎる産業道路で バーベキュー
う~ん 理解できない
でも きっと 目の前にある この店が関係していそう。
鶏一
お昼前だというのに カウンターは ほぼ満杯。おそらく 全員 常連のよう。
人が立ったばかりの カウンター席に着こうとすると
店のご主人の「ちょっと 待った~」の一声。
「今 片付けるから」 あっ はい・・・ 奥さんらしき人が片付けてくれます。
店内の壁中には 創作料理らしいメニューが あちこち貼り付けられている。
常連さんたちが 食べてるのは 納豆チャーハンらしい。
そのなかで 裏メニュー500円 つーのが 気になる。
見てたら 先に入った常連さんが 裏メニューを聞いている最中。
冷蔵庫から ごそごそ肉を出してきた ご主人が熱心に説明しだしたが 常連さんは軽く却下。
「ビール1本つけるよ」 ご主人は未練たらたら。昼間からビール飲めないよ と常連。
「じゃあ 今日の裏メニューは ビール3本つけることに決定。だれか いな~い」
し~ん ピクリとも しない常連たち。もしかしたら 相当 思い切った裏メニューなのかなぁ。
壁に貼ってある中には自ら「失敗作」と書いてるのもあるし・・・
自分が頼んだのは 冷やし つけ麺
運ばれてきたときに 写真を撮っていいか お伺いを立てると
「おれを 撮るの?高いよ」 いえ 料理のほうっす・・・
「それなら ものすごく おいしそうに撮ってよ」
そのうち 歩道にいたカップルが戻ってきやした。
カウンター席に座ったカップルにご主人が 聞いてます。
「やっぱり 外で食べるのは 暑いよなぁ」
う~ん あのさぁ もしかして ご主人がやらせたの
そろそろ つけ麺を食べ終わりそうになってる自分を見つけた ご主人がまた 大声で。
「スープ飲むの待った~」 えっ 手が止まった自分に 「スープ割り すっから」 あっ はい・・・
なによりも ご主人の陽気な人柄が 一番 めだつお店でした。
鶏一(とりいち)
神奈川県横浜市神奈川区浦島町3-14