ルパン三世 第2シリーズ
低視聴率で苦しみ 製作陣が悪戦苦闘。綱渡りで 実験的でさえもあった第1シリーズ。
第2シリーズの大きな違いは 再放送による高視聴率で 鳴り物入りで登場したこと。
だから 舞台も全世界に広がって 一気にグローバル化!?
第2話でリオデジャネイロの キリスト像を つるし上げたのが 印象的でした。
しかし この第2シリーズで 宮崎駿は ほとんど演出を担当しません。
担当したのは 第145話「死の翼アルバトロス」と 最終話「さらば愛しきルパンよ」のみ
そして どちらも 第2シリーズの 殺人を平気で犯す ルパンを否定するような内容でした。
今回 ひさしぶりに 宮崎駿演出の この2本を見て一番強く感じたこと・・・
宮崎駿って ほんとに 女性を魅力的に描きますね。
「死の翼アルバトロス」での不二子ちゃん
いつも 脇役にまわされている 他の宮崎作品の時とは違い メイン!
そのせいか とっても キュートでかわいい。ルパンでなくても ほれてしまいそう。
「さらば愛しきルパンよ」の マキは まっすぐで素直
「カリオストロの城」のクラリスと 「風の谷のナウシカ」のナウシカが合わさったよう。
声も ナウシカ、クラリスと同じ 島本須美。
挿入曲だって 「カリオストロの城」の「炎のたからもの」が流れてる~
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このあと 宮崎駿が ルパンにかかわることは まったくなかったわけです・・・

