このニュースいいですね。
三ヶ月前、NASAは 氷河の溶け方を調べるため おもちゃのアヒル90個を グリーンランドの氷河に投下。
現時点では どこかで氷の下にひっかかっているらしく アヒルはまだ一個も見つかっていないそうです。
NASAは最初にアヒルを見つけた人に100ドルの賞金を出すとのこと。
アヒルにはメールアドレスと共にイヌイット語を含む3カ国語で「謝礼金」と書いてあるそうです。
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アヒル 北極海 といえば 思い出すのは このニュースです!
アヒルのオモチャが太平洋から北極海を抜けイギリスに向かっている
1992年、中国からシアトルに向かう途中 悪天候に遭遇した貨物船から ゴム製のアヒル約3万個が流出。
3分の2は南へと流れ、南半球の 各国の海岸に漂着。
残りの1万個が北へと進み アラスカに到達。2003年にはアメリカ東海岸にも漂着するアヒルも。
さらに2007年には北極海を横断して イングランド、アイスランドにたどり着くのではと噂されました。
ちなみに こちらのアヒルの懸賞金も 約100ドル。しかしコレクター間では1000ドルで取引されてるようです。
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さて どちらの アヒルも この航路を 通ろうとしているようです!
15世紀から多くの探検家たちが探し求めていた
北極海をとおり、ヨーロッパからアジアにいたる最短航路。
1906年、ノルウェーの探検家アムンゼンが
3年の月日をかけて初横断したことは有名。
ただし氷で閉ざされている海の厳しさが変わることなく、
一般船舶の航行は不可能でした。
そのために、スエズ、パナマ運河が造られ、
ヨーロッパからアジアへの航路が確保されたわけです。
しかし 去年9月、衛星写真により、
氷に閉ざされていた北米大陸の北極海沿岸の氷が溶け、
欧州とアジアを結ぶ
北西航路を通れるようになったことが発見されました!
きっと アヒルたちも ここを通過中じゃないかのかなぁ