改良 | 藤花の食パン&天然酵母パン秘話

藤花の食パン&天然酵母パン秘話

無添加、手作りをキーワードに奮戦する店長の日常

友人に山菜採りの名人がいる
昨年採ってきた蕨を保存してあったんだって
手土産に持って来てくれました

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あく抜きして直ぐの時みたいに色鮮やかな緑ではないけれど、味はそのまま
美味しかった



藤花で既に販売している商品
販売を始める時は、もちろん「うん、これで良し」と思って販売を開始するんですが、そのうちに「もっとこうなら、もっといいよね」と言う気持ちになる事が結構あります。
既に人気の商品でもそうです。


例えば、現在改良のために試行錯誤を繰り返しているのは「ワッフル」と「テーブルロール」です。


天然酵母パンの欠点と言うか特徴の一つは、クラストと呼ばれる表面の皮の部分が市販のイーストで発酵させたパンに比べて硬い仕上がりになってしまう事です。
食パンやハード系のパン、またライ麦パン等ではそれほど気になりませんが、クラムと呼ばれる中身の部分に対して表面積が大きいロールパンでは気になるかもしれません。


ドライイーストなどと併用している天然酵母パンの場合は、発酵時間が短いのでそれほどではありませんが、藤花のように100%自家培養の酵母だけで、しかも低温で発酵させている場合はその欠点が顕著に出ます。
それはそれで味わい深いので良いのでは、とおっしゃって下さるお客様も多いのですが、何とか改善できないものだろうか・・・・と考え、只今奮闘中なのです。


今回は、かなりgoodかも、という仕上がりになりました。

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それとワッフルなんですが、まだ販売し始めて日が浅い商品ですが好評で喜んでいます。
アメリカンタイプと違って、発酵させるベルギーワッフルのタイプです。
発酵させるので小麦の味わいが深くなりますが、私的には「もっと・・・」という欲が出てきてしまいました。


こちらは既に改良成功です。

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仕上がりまでの作業に一手間加わりましたが、職人としてはスッキリ、満足、ウッヒッヒ・・・・気分爽快


私の気分は既に雪解け、春が来た~~



よかったらワッフルのページも見てね!!
こちらから





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