放射線治療の最終結果と、タキソール単剤治療開始 | 卵巣がんになった`zaki‘の空間遊泳

卵巣がんになった`zaki‘の空間遊泳

2006年秋「悪性卵巣腫瘍の疑い」と告げられ、治療→再発転移を幾度も繰り返す。
◆受けた治療:手術4回・化学療法5ライン・放射線1回・がんカテーテル治療15回
◆現在: リムパーザ錠服用中
♫ 卵巣がんと長~くお付き合いしている、現役患者です。

桜が散り始めたメル地方を後に、田舎大型大学病院に入院致しました。

相変わらずのギックリ腰の痛みに悩ませられて、ロキソニンを飲む日々ですタラー


中年オバさんの腰痛より、腫瘍の経過のご報告が大切なので先ずはこちらから。


3月11日 (放射線治療最終週)  ca125=  76 でした
 
この数字でも、ドキシル 開始前よりはスっごく下がってマスww 。治療前は、3桁超えになってましたからね。

 上差しざきさんの特徴として、この腫瘍マーカーにはとっても敏感に反応して数値も低い傾向にあります。3桁になったら、相当にマズイ状況だと判断するくらいなのですよ。

ですので「ドキシル 中止」となった時には、主治医も悩んだり末に...おちょうちょサマが耐えられるかなぁ...と不安も抱えつつ、放射線治療を提案してくれました。

この時の治療目的は現状維持です。何も手を打たないよりは良い、とある意味賭けの治療でした→  ま、いつもの『一か八か』状態治療ですね〜、トホホ。

ロシアンルーレット人生長いので、いつ弾に当たっても納得する覚悟もございます。が、弾に当たるよりは、別な道があれば遠回りしたいのが人間の本能!

はい、ひたすら忍耐のおちょうちょちょうちょサマsを抱えて、ヨロヨロとやっとゴールイン。

お腹の手術痕が一皮剥けて赤くなっているのを見て「おー、被曝してる。これじゃあ、おちょうちょちょうちょサマsだって相当な炎症起こしすはずネ」と納得したくらいです。

退院時には、だいぶ播種も減り大きな腫瘍のサイズも不変でした。が、副作用は2~3週間続きます。退院してもなかなか体調はもどらず、ギックリ腰のオマケまで付いてしまって。

「生産性ゼロ」の生活とは、まさに私の現状だわ〜ブーと実感した次第です。
だって、寝て→起きて→ 薬を飲むために無理矢理ちょこっと食べて、その後は椅子に座って意識不明...→ 気が付けばお昼時はとっくに過ぎて、やっとお腹が空いてまともな食事をする → ボーッとTV殆ど録画した韓ドラなどを見ていたハズなのにまた朦朧として... → そのうちに外は暗くなってるので、慌てて戸締りして、食事して、薬飲んで、一息ついて「今日のミッション終了!」

姫猫メルさんと互角勝負出来るほどの日常生活でしたアセアセ

退院後二週間目の診察は当日キャンセルして、三週間目に血液検査したところ

4月9日    血小板の減少+貧血+肝数値上昇...と宜しくない結果でした。退院時よりボロボロでしたよ。

でも、内診してエコーで見たところ1個の腫瘍が一回り縮小してまして、主治医も驚いて『あれ⁈ ココって小さくなってますよねっ』と患者ざきさんに同意を求める声をあげたのですww

「あっ、小さくなってますぅセンセルンルン  入院中の内診時には機械が当たって痛かった所です。今日はそれ程痛くありません!」

よかった、我慢したモトは取ったぞ〜〜❗️

と素直に喜んで、痛みに耐えながら内診台を降りました。

主治医も意外だった様です。だって、目的を超えた結果でしたからね。この日の血液検査の値は放射線治療の副作用で、ちょうど底だったとの結論で『来週のタキソール単剤治療は、問題なく受けられる』との事でした。


そして今週。日曜日には‘ 入院イヤよイヤよ病’ にかかってしまいましたが、帰国したての娘壱号が運転して連れて行ってくれるのでシブシブ入院致しました。

月曜日の血液検査はクリアしました。血小板数値も肝数値も問題ナシ。そしてマーカー値は⁉️

ジャーン!「51目

しみじみ思いました。“ ホント引きが強いなぁ、自分”

まあね、ここまで来ると “腫瘍との闘い” より “ 自身の体力気力の闘い” の方が問題になって来ています。

生産性ゼロだからね。仕方ないサ、あははてへぺろ

と笑っている間は大丈夫でしょう→ どこまでも客観的な患者のざきさんデス

ギックリ腰にエネルギーを吸い取られていますが、無事に昨日タキソール単剤治療を終えました。

二週間に一回の治療予定です。特に何回で終了との目標はありません。

ちょうちょちょうちょサマsのご機嫌次第だろう、と考えています。

ホントはね、今日退院の予定でしたが...
毎度お馴染みの「予想外の入院延期」になって病棟に居ります。

理由はギックリ腰(笑笑

来週に血液検査と家族への現状説明が入っていて、更に大型連休前に2回目のタキソール投与する予定があるのですが、今のざきさんには無理な通院スケジュールです。

なら「2回目の治療終了まで入院した方が良いでしょう」との配慮を頂きました。
(隅っこでもイイので置いて下さいませ、と頼み込みもしたのは内緒の話デス)

もう家でも病院でも「何処でもいい」との次元になりました。

この秋になれば「魔の13年目」も終了なので、先ずはこの壁を破ってから次の事を考えることにしています。

そういえば、平成もあとわずかなんですね。
昭和生まれってだけで、スゴく化石扱いされる様な気がしてなりません。


慌ただしい日々だった...としか印象のない平成。
個人的には元号廃止もいいなぁ〜と思いますが、ここは世間一般の皆様の意見に従います。

と、そろそろタキソールの副作用がでて来そうな気配がします。

取り急ぎに、今日報告でした。

ではまたバイバイ