かいました↓

GALTON BOARD!(ガルトンボード)
ってことで、統計学関係の教材ですね!
目で見るラプラスの定理的な商品!
国内では手に入らないので、amazon.comで購入。
例の4日で届いたってやつです。
お値段は本体が$35弱で、送料がお急ぎ便っぽいので$19くらい。
日本円で計約6000円でした。
詳細↓


まぁ、簡単に言うと、
「二項分布B(n,p)は、nが十分大きいとき平均np, 分散np(1-p)の正規分布に近づく」
という定理があるのだけど、これをピンと球で実演しようというもの。
ピンが12階層に渡って並べられているのだが、
上から落とされた球は各階層のピンに当たる毎に1/2の確率で左右どちらかに落ちる
(所謂ベルヌーイ試行というやつ)。
従って、最終的に落ちる場所を左から順に0,1,2・・・とでもしておけば、
k番目に球が落ちる確率はn=12, p=1/2の二項分布に従うというわけだ。
でもって、これはN(np,np(1-p))で近似されているのだけど、
それを大量の球を一気に落とすことによって確認するという方針なわけです。
構成要素↓

1 brass beadってのが謎だけど、確かによく見ると色の違う球が混じってるね。
まぁ、おまけ的な要素だろうか。
で、開封の儀!↓

このような佇まいになっております。
ってか、開封する前からジャラジャラ音がしまくってた・・・。
取り出してみる↓

こんな感じです。
まぁ、あまり正面からとりすぎるとワタクシの姿が写ってしまうので、
こんな角度からスマソ(°_° )
なかなかキレイな感じな見た目なのですが、
実は細かいところに色々と傷が付いてるんですよ。
これ、日本製だったら絶対そんなことないように作るのだろうけど、
まぁ、さすがはアメリカ製って感じだよね。
国民柄が出るのか、仕事が雑なんだよなぁ。
各部位に注目!↓


右の写真のように、
プラスチック部分をひっくり返すことにより、
ここに球を溜めます。
で、再びひっくり返すと・・・↓

このピンの部分を球がジャラジャラ落ちる。
すると・・・↓

一番下のそれぞれの溝に球が収納されるというわけです。
で、その個数が正規分布に従うのだけど、
確かに、なかそれっぽくなってるじゃあないですか!
ということで、これ、写真で観ただけだと、
別にふぅん、って感じかもしれないけど、
実際動かしてみると、なんとも言えない良い気持ちになれますよ!
こういうのを無限に遊べる類の人が一定数いると思うけど、
本当にこういうの無限に遊べちゃうよね。
観てて飽きない!
で、そんな感じな良い商品なのですが、ワタクシ気がついてしまいました。
これ、ベルヌーイ試行になっているならば一番端の溝に落ちないんじゃなかなーって。
いや、明らかに球跳ねまくって外側に入ってるべ!
そう、よくよく観察すると、とてもベルヌーイ試行になってるとは思えない
球の挙動なのだが、にも関わらず最終的には正規分布っぽい形が描かれている・・・!
これは逆に、確率の神秘だよっっ!
ってことで、まぁ、いろいろと詰めが甘そうな感じもする商品なのですが、
それっぽいおもちゃとしては楽しめるのではないでしょーか!
気になる人は、ぜひぜひです!