藤井聡太竜王・名人の驚愕のエピソード①
～詰め将棋（41手詰め）を25秒で解く～
2019年12月8日に愛知・ヒルトン名古屋で「将棋プレミアムフェス in 名古屋 2019」が開催されました。当時、藤井聡太名人はまだ七段でした。
詰め将棋のコーナーで、その驚愕な能力の高さを披露しました。問題は、江戸時代に活躍した第八世名人・九代大橋宗桂の詰将棋集「将棋舞玉」8番でした。
この問題は、41手という長手数になります。藤井名人は、初見という問題にもかかわらず、わずか25秒で正解を導き出しました。正に驚愕！！
因みに、詰め手順は以下に示す通りです。
▲１一角成(22) △３一玉(21) ▲２三桂打 △同 龍(13) ▲２一馬(11) △４一玉(31) ▲３三桂打 △同 龍(23) ▲３一馬(21) △５一玉(41) ▲４三桂打 △同 龍(33) ▲４一馬(31) △６一玉(51) ▲５三桂打 △同 龍(43) ▲５一馬(41) △７一玉(61) ▲９一飛成(93) △７二玉(71) ▲７三金打 △同 龍(53) ▲６一龍(91) △８三玉(72) ▲７三馬(51) △同 玉(83) ▲７二飛打 △８四玉(73) ▲６四龍(61) △９五玉(84) ▲９二飛成(72) △８六玉(95) ▲９七龍(92) △同 玉(86) ▲６七龍(64) △８六玉(97) ▲９七龍(67) △７六玉(86) ▲６六金打 △同 玉(76) ▲６七龍(97)
詰将棋解答選手権（チャンピオン戦）で５連覇を達成した実力は、人間離れした本物ですね。