ギリシャ危機の次はタリア破綻の現実味 | NPO法人生涯青春の会

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NPO法人生涯青春の会の会報及びイベントの紹介をいたします。
ここに収録する記述は、会報、エッセイ「癒しの森」、高齢者情報、日々の映像のまとめなどです。

社説:欧州債務危機 イタリアも改革を急げ  毎日
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20111106k0000m070119000c.html
社説 ユーロ危機―政治の混迷は許されぬ  朝日
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
ギリシャ危機 混乱拍車に懸念を強めたG20(11月5日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20111104-OYT1T01346.htm
ギリシャ危機
S&Pがイタリアのソブリン格付けを格下げ 世界で三番目に国債発行残高の多い国
http://markethack.net/archives/51769313.html

イタリア破綻、現実味 経済規模、ユーロ圏3位 衝撃度、格段の差
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111106-00000063-san-bus_all

フランス・カンヌでの主要20カ国・地域(G20)首脳会議のさなか、欧州と世界の経済が再び激震に見舞われた。 国債が急落していたイタリアは、国際通貨基金(IMF)の監視下に入ることになった。  

ギリシャの政治混乱の中、市場ではイタリア国債が一段と売られた。10年物国債で6.4%という利回りは、ユーロ導入来の高さで、アイルランドやポルトガルが、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)の資金支援を仰いだ際の水準に迫るものだ。
 日本に国債の金利は10年もので1%前後である。地方債を含めると1000兆円を超えているので、支払金利は10兆円余りになる。これが仮に6.4%となったら64兆円の金利となる。イタリアの「10年物国債で6.4%という利回り」は国家破産の予備データと言わねばならない。

 イタリアの国債発行残高は170兆円余りである。
http://markethack.net/archives/51769313.html
イタリアのGDP1兆2200億ユーロ
http://ecodb.net/country/IT/imf_gdp.html#index01
1ユーロは100円前後であるので、イタリアのGDPの日本円で約120兆円である。GDP約120兆円の国家が170兆円の借金・・・やはり多いのである。一番の問題は日本のことなり、国債の保有者が国外の銀行が中心なのである。

ギリシャの3500億ユーロ(約39兆円)の国債の債務不履行の危険でEUは大騒ぎしてきた。イタリア破綻、現実味の衝撃度はギリシャの比でなないのである。