2011年3月9日
社説:前原外相辞任―いつまで続く泥沼か 朝日
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社説:前原外相辞任―外国人と政治献金 朝日
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社説:短命「半年」外相 損なわれた外交の信用 毎日
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社説:前原外相辞任 窮地に追い込まれた菅首相 読売
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朝日新聞の社説の一部を引用しよう
「どうにも、もやもやが残る。焼き肉店を経営する在日韓国人の女性は、中学2年で父親をなくして近所に越してきた前原誠司氏を、息子のように思って付き合ってきたという。彼女からの年5万円、計25万円の政治献金が『国益が損なわれる』ほどのことだったのか。」 と。
攻撃するする野党、国益でなく党益のみで行動している様に映る。衆参ねじれの下、参院で多数を握る野党は、法案のゆくえのみならず、閣僚の進退まで左右できる。その力を再びまざまざと見せつけた。
前原氏が辞めても、野党の政権批判が緩む気配はない。むしろ勢いづき、二の矢、三の矢を放ってきそうである。当面の標的は、主婦の年金救済問題で批判を浴びている細川律夫厚生労働相だろうか。「辞任ドミノ」と取りざたされるような惨状である。損なわれた外交の信用、いったいだれが責任を取るのか、管政権の前途は厳しい。