2009年9月19日 日経
パナソニックは18日、ベッドとしても車いすとしても使える自立生活支援ロボット「ロボティックベッド」を開発したと発表した。ベッドから車いすに形状が変わるまでの時間は約40秒。利用者はベッドに寝たまま、車いすに移動できる。車いすには、人や障害物を安全に回避する機能も搭載した。
29日に東京国際展示場(東京・江東)で始まる第36回国際福祉機器展に出展する。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の生活支援ロボット実用化事業の中で開発した。商品化時期や価格は未定。
運転は右手側にあるパソコンのマウスに似たコントローラーを操作すれば前後左右に自在に動く。車いすの速度は安全性を考慮して時速2キロメートル程度に抑えた。(00:27)