270、新型インフル、感染者3万5000人超 | NPO法人生涯青春の会

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270新型インフル、感染者3万5000人超 世界で増加ペース加速


 【ジュネーブ=藤田剛】世界保健機関(WHO)の調査によると、15日夕方時点の新型インフルエンザの感染者数は世界全体で3万5928人に達した。前回調査(12日朝時点)より6259人増え、増加人数は4月下旬の発生確認以来で最多となった。ウイルスが世界各地に広がり、感染者の増加ペースが加速している。死者は前回調査より18人増え、163人となった。

 感染が確認された国・地域は計76。人数が多いのは米国の1万7855人(死者45人)、メキシコの6241人(同108人)、カナダの2978人(同4人)、オーストラリアの1823人(同0人)、チリの1694人(同2人)など。米国の伸びが最も大きく、南半球でも感染が本格化している。

 WHOは11日、新型インフルエンザの警戒水準(フェーズ)を最高度の「6」に引き上げ、世界的大流行(パンデミック)を宣言している。(12:02)