(月曜日)

保育園にお迎えに行く。朝から何度も「ハヤクオムカエニキテ」と頼んでくるので、いつもより早めに行く。


仲良しの女の子と一緒に帰る。サラとその子は嬉しそうだが、お母さんが俺と一切目を合わさない。俺にとっては地獄の時間だった。


サラの友達への接し方を観察する。親の俺と奥さんに対しては、まだまだ子供そのものだが、友達に対しては大人びた対応をしている。随分と違うものだなと感心する。


帰宅してお風呂に入り、夕飯へ。土曜日にキムチを買ってしまってから、ハマってしまった。米をついつい食べ過ぎてしまう。キムチと米のコンボはヤバイ。


家事は俺が担当し、奥さんがサラの面倒をみているのだが、奥さんがサラをちゃんと誘導しないので、寝るのが遅くなる。ハッキリ言って酷すぎる。


サラの面倒も見てほしいと戯けたことを言い出す始末。だったら、お前が家事をやれ。


(火曜日)

腹ペコで帰宅すると、サラが「エホンヨンデ」と言ってくる。昨日のことがあったので、分厚い絵本を読み聞かせ、ようやくご飯にありつく。


ご飯を急いで食べて家事をこなし、サラを寝床まで誘導させ、早めに寝かしつけができた。奥さんは何にもしない。クソとしか言いようがない。


(水曜日)

朝。

(`・ω・´)「サラチャンノオフトン、パパ、トッタデショ!」

(´・ω・`)「あっ!本当だ」

(`・ω・´)「サムカッタヨ!」

(´・ω・`)「ごめんね。でも、寒かったら起こしてよ。風邪ひいちゃうじゃん」

(`・ω・´)「ドウヤッテ?」

(´・ω・`)「大声を出すとかさ」

(`・ω・´)「オトナリサンニ、キコエチャウジャン」

(´・ω・`)「(鋭いな)ちょっと着替えてくるから待ってて」

〜着替え〜

(´・ω・`)「とにかくさ、寒かったら・・・」

(`・ω・´)「マダ、ソノハナシ、シテンノ?モウオワリダヨ」

(´・ω・`)「(イラッ!)あっそ・・・」


会社。腹が痛い。どうやら腸炎っぽい。明日のプレゼンか?でも、準備はできているし、精神的に負荷はないはず。


下痢が止まらず、何とか定時まで粘って、早めに保育園へ行って、サラを引き取る。風呂に入れた後はバタンキュー。


(木曜日)

腹痛は治っていた。社長プレゼンを飛ばさずに済んでホッとする。


やはり緊張する。失敗すると年収が下がる。サラの顔がチラつく。負けるわけにはいかない。


結局無事に終わり、脱力する。今日は保護者参観のため、またもや保育園に行く。


優等生であること、ビビリであるが病的ではないこと、運動神経も悪くなく、走ることとダンスが得意なことを聞かされる。

先生「サラちゃん、走るのが得意なんですよ。ピッピ(自慰行為)の賜物でしょうね!」

(´・ω・`)「(全くもって笑えん)いつになったら止めるんでしょうねえ」

先生「小学生に上がる前は止めると思いますよ。意味が分かってくるでしょうから」

(´・ω・`)「(生まれながらのオナニストか。筋金入りだな)」


サラが泣きながら出てきた。18時を過ぎてのお迎えは初めてだったので、相当寂しかった様子。仕事も上手くいったし、今日は疲れたので外食することに。



21時過ぎに帰宅。今日はマジで疲れた。


(金曜日)

お迎えに行く。お迎えが美人ママさんと被る。


話すことがないので、地獄の時間に感じる。サラとお子さんは仲良く手を繋いで歩いていて微笑ましいが。。


お風呂に入って、夕飯。明日の習い事は、先生がコロナになったので中止になった。明日は動物園に行くことにする。


(土曜日)

目を覚ますと、サラは出発寸前。

(`・ω・´)「マダネテルノ?」

(´・ω・`)「もう出るの?」

(`・ω・´)「ソウダヨ」

(´・ω・`)「何で起こしてくれないの?」

(`・ω・´)「パパ、イクノ?」

(´・ω・`)「お、おう。先に入ってて。後で待ち合わせしよう」

(`・ω・´)「ハーイ」

(´・ω・`)「(動物園の割引チケット、俺が金券ショップで買ったんだけどな)」


東武動物公園に着く。デカい。動物園まで遠い。クソ暑いし、人は沢山いるしで帰りたくなる。






サラは楽しそうにしていた。


帰宅。足腰が痛くなり、バタンキュー。歳には勝てない。


(日曜日)

奥さんはサッサと外出。サラと2人きりとなる。


テレビばかり観るので外に連れ出すも、近所のスーパーで昼食とお菓子を買った途端、オウチニカエルとのこと。外に10分もいなかった。


トランプの神経衰弱をやる。この前よりは上達していた。オセロのルールを教えるものの、サラはよく分かってくれなかった。。絵本を沢山読まされる。


昼寝をしないで夜を迎える。ザ・ノンフィクションが面白かったらしく、珍しく鑑賞。テーブルの下でピッピ(自慰行為)をしており、汗びっしょりになっていた。勘弁してよ。


お袋から電話があったので出ようとすると、サラが走ってやって来た。

(´・ω・`)「どうした?」

(`・ω・´)「バァバニ、ピッピノコト、イワナイデ」

(´・ω・`)「(自分でもやってはいけないと分かってんだな)」


奥さんがいないと、パパっ子になってくれるサラ。奥さん、このままどっかに行ってくれればいいのに。おしまいける。