先日、生徒さん達の発表会が終わりました。
今回は協奏曲(ブルッフ、モーツァルトなど)
やヴィニャフスキー、バルトークなどの難曲揃い。
皆、渾身の力で弾ききり、私としては「よくぞここまで…😭」と感涙もの。
多少音を外そうが、リズムが狂おうが、間違えようが、一人一人が真っ剣に音楽に向き合う姿には感動させられるのです。
その中で、もったいないな、と思った事。
大人になってからはじめた生徒さんで、協奏曲、とはいかずとも皆が知ってる有名な曲を弾かれました。
私としては、「良く頑張られたな…🥹」と。
だって、参加者の中でも年配の初心者で、忙しい中練習もままならなかっただろうに、ちゃんと発表会にでて弾き切った‼️
それだけで偉業だと思って、そうお伝えしたのですが。
本人は、そういったご自身の努力、勇気は全く評価されず、私や周りの賞賛も受け入れず、言い訳しきり。
挙句、他に良いところを見せようと、この場に全然関係ないご自分の得意分野をアピールしはじめたのです。
詳しくはお伝えできませんが…。
これ、私自身も経験あるのでお気持ちわかるのですが。
自分の中で混乱しているのか、この場はそういうところではない、と判断が出来ず、暴走し始めて他のメンバーをそちらに誘導し始めたのです。
私から目に余ったのでご指摘しましたら、逆ギレか、私に対しとても失礼な態度に。
あー、残念だな、悲しいな、と、とても気落ちしました。
色々な方がいらっしゃいますが、特にこういった方は、年配の男性に多く見られます。
(もちろん、そうでない素敵な方もいらっしゃいますが、私が遭遇した事ある方は数人このタイプ)
昭和時代の古いプライドが捨てられず、暴走してしまうようです。
それなりに歳を召した方の羞恥心や承認欲求はそっとご自身の胸の中にお仕舞いになるか、周りの好意をその場は素直に受け入れるのが大人のマナーでございましょう。
本当に残念で悲しくなった出来事でした。