今度のバイオリン発表会で講師演奏の依頼。
って、二週間きってますがな。
あまり気合いが入らないので、「とりあえず、葉加瀬太郎やモンティのチャールダーシュや愛の挨拶とかはいかがでしょう?」と返し。
葉加瀬太郎は伴奏が間に合わないので不可、チャールダーシュか愛の挨拶なら伴奏可、ということで、老体には比較的優しい方の、愛の挨拶に。
「簡単な曲をさらっと弾いて頂いたら」という依頼主の意向ですが、そうもいかんでしょ、練習はせねば。
というわけで朝から練習。
最近おさぼり気味だったので。
楽器はこの時期、ご機嫌がすこぶる悪くなるのですが、運良く先日職人さんに調整して頂いた後で。
まだ、本調子の鳴りではないですが。
愛の挨拶は良く弾く機会がありますがいつもナンチャッテ、で弾いちゃってる。
前半は何とか解釈出来ますが、後半がまだ自分の中でしっくりきてない。
ちゃんと自分の言葉にしたいなぁー。
あーでもない、こうでもない、悩んでたらお腹がすき、とりあえず早めの昼食。
昼食が済み、さて弾こうか、という時になぜかリムスキー・コルサコフのシェラザードが脳内再生。
「えーと、頭の中で鳴ってるこの三連符、どの楽章だっけ?」と現実逃避よろしくCDを聴く。
多分4楽章、と推測して頭出し、果たして正解。
聴いていくうちに心は嵐の大海原に翻弄される帆船の上。
時折イナズマが光り、スリリングな展開に。(あくまで私の妄想)
4楽章のみ聴いただけなのに、大冒険をした気分でちょっと疲れたような。
疲れを取るため、お散歩へ。(また現実逃避)
図書館で読みたい本を予約。
帰ってきて、愛の挨拶、さらにスケール、くまんばちの飛行、ラロのスペイン交響曲などをさらい、曲のごった煮状態です。
夜は文書作り。
いつもは凪いだ海のように(いえ、心の中は海底火山のようなのですが)過ごすオフの一日、今日は色々、でありました。