以前の記事にも書きましたが、災害時・積雪時の緊急出動は、その路線・現場の河川・道路の維持修繕工事を請け負っている業者の担当です。
通常、その工期は約半年で、地元の建設業者を中心とした指名競争入札で落札業者が決定します。
という事は塩江町の場合は塩江に本社を置く業者で入札が行われます。
ハッキリ言って欲しい仕事ではありません。
緊急時には夜中であろうと、休日であろうと出動要請があるし、総じて危険な現場ばかりです。
加えて、保有している建設機械、休日等に出動態勢が取れるかどうか等・・・必然的に応札できる業者は限られてきます。
特に今回の年末年始、路面パトロールを行った警察からの要請があれば、深夜を問わず、アイスバーン状態の現場へ出動を余儀なくされました。
元旦の午前０時の出動でした(;^_^A
緊急なので、会社近くに住む私と副社長の２人で出動しました。
スリップ事故が何か所も発生していました。
除雪作業も特に当社が担当している市道は凄く危険です。
土砂災害時も然り。
平成１６年の２３号台風時は、私はタイヤ喋るに１２時間乗っていました。
目の前で大岩が落ち、土砂崩れからガードレールが捲れ、別の箇所では土石流にあと数メートルのところで巻き込まれるところでした。
あの一日だけで、３度命の危険を感じました。
このような緊急対応の仕事は地元業者。
普通の維持修繕工事、改良工事等は昨今一般競争入札で行われます。
市内各地の業者が応募してきます。
特に高松市発注の工事はコンパスで応募業者数を絞るので、塩江町の物件は市内中心部の業者が応募出来ますが、我々塩江の業者は香川町の物件も申し込みさせて貰えない状態です。
少し分かり難いと思いますが、数字上は公平でしょうが、こんな不公平な入札制度は無いと思いますね。
まぁ、嘆いても仕方ない事なので（笑）私はこの地域で仕事が出来る事を誇りに思っていますので、これからも事故無く頑張れたら良いと思っています。
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