2017年の日本映画です。信長・秀吉の世の「戦」を描いているのですが、それが武力によるものではなく、「花」によっての「戦い」を描いているところが斬新です。そして野村萬斎さんがとっても合ってます。萬斎さんは良くも悪くも「クセがすごい」ですから、どんな役を演じられても「萬斎さん」なのですが、この映画ではそれが吉と出ているように思います。池坊専好になり切っておられる感じがしました。
「戦さ」と言いましても切った張ったではなく、自分の信じる道=「華道」を貫くという戦い方、しみじみとした余韻が心に染みわたりました。
私の評価:☆☆☆(5つが満点です)