こんにちは。筆耕士で書道家の清水克信です。
今日は「筆耕の求人ってあるの?」というテーマでお話ししてみようと思います。
僕が筆耕士という仕事を選んだ理由は、とてもシンプル。「やりたい」と思ったから。そして、フリーランスという働き方を選んだのは「自分のペースで、好きにやりたかったから」です。
コロナ禍の2021年、当時の世の中と同じで筆耕コムの仕事が減った時期に、日本賞状技法士協会の職員として働く機会をいただきました。
※当時は、筆耕コムの仕事が戻ったら協会の中に発注しようと考えていたので、協会職員と筆耕コムの運営というダブルワークも可能だと考えていたのですが、現実はなかなかうまくいきませんでした。
ただ、結果的には「やっぱり自分で自由にやりたいな」という気持ちが強くなっただけでした。
もともと講師の話もありましたが、もし「職員」ではなく「外部講師」という形だったら、今も続けていたかもしれません。
ただ、現役で筆耕の仕事をバリバリしている立場と、教室運営がメインの立場とでは、考え方にどうしてもズレが生じてしまいます。その点でも、いろいろな気づきがありました。いずれにしても辞めている可能性が高いかな。
とはいえ、あの経験があったからこそ今の自分があると思っています。本当に感謝しています。
さて、本題です。
「筆耕って求人あるの?」という話ですが、たまにネットなどでも「筆耕の仕事はない」なんて声を見かけます。先日もYahoo!知恵袋でそんな回答を見ました。
でも、僕の感覚ではむしろ逆です。筆耕の仕事は減るどころか、「筆耕士が足りない」と日々感じています。
そもそも、「書道の先生=筆耕士」ではありません。
書道の技術が高い人でも、賞状のような筆耕の仕事ができるとは限りません。実際に、書道の先生でも賞状筆耕ができないことに危機感を感じて、きちんと学ばれている方がたくさんいます。
それくらい、筆耕というのは特殊で、専門性の高い分野なんです。
筆耕の技術は、たとえプロにならなくても、人生のさまざまな場面で役立ちます。冠婚葬祭、お礼状、名前書き…手書きが求められる場面は今もたくさんあります。もちろん、美文字にもなれます。
「求人があるかないか」を心配する前に、まずはその技術を身につけてみる。そこから見えてくる景色が、きっとあります。
筆耕に興味がある方、まずは一歩踏み出してみてくださいね。
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