こんにちは。筆耕士で書道家の清水克信です。

 

最近、「筆耕士になりたいのですが、賞状筆耕プロコースを受講すればプロになれますか?」というご相談を立て続けにいただいています。とても嬉しいご質問なのですが、実はこれ、簡単にはお答えできない内容でもあります。

 

なぜかというと──


正直に言うと「なれる人もいれば、なれない人もいる」からです。

 

とはいえ、これは決して「才能がある・ない」といった話ではありません。取り組み方や、学んだことの身につけ方によって、その結果は大きく変わってくるのです。

 

たとえば、10種類の賞状課題を学ぶとしましょう。


一つひとつ丁寧に向き合い、内容を深く理解し、確実に書けるようになった方は、実践でも通用する力を手に入れられます。でも、ただ提出することが目的になってしまった方は、正直言ってプロとして仕事をするのは難しいです。

 

これはどの分野にも言えることかもしれませんね。

 

また、通信講座を受講すれば自然と仕事につながる、というのは少し危険な考えです。


講座を受けること自体が目的になってしまい、「これで仕事が来るはず」と期待しすぎると、思うような結果が得られなかったときに落ち込んでしまいます。

 

僕自身は、筆耕に限らず学ぶという行為は、自分自身の価値を高めることだと考えています。

 

筆耕の技術を学び、仕事につながるのが理想なのは間違いありません。


でも、それ以上に「自分というブランド」が育っていくことの方が、もっと大きな意味を持つと思っています。

 

だから僕は、筆耕のスキルを軸にしつつも、漢字の勉強、他の書道ジャンル、パソコンスキル、デザインや文章力など、いろんな力を身につけ続けています。

 

そうすることで、筆耕という軸自体がどんどん太く、強くなっていくんです。

 

軸が太くなれば、多少のことでは折れません。


たとえコロナ禍のように筆耕の仕事が激減しても、強力な競合が現れても、自分のスタイルを貫くことができます。

 

筆耕の仕事を得る方法には、大きく分けて二つあります。


一つは筆耕会社や印刷会社などに登録して仕事を受ける道。もう一つは、自分で販路を切り拓き、フリーランスとして活動する道です。

 

どちらに進むにしても、あなた自身のブランド力があれば、きっと道は開けます。

 

「資格を取るため」「最短で修了するため」と考えるのではなく、「学びを通して自分の力を育てる」──そんな視点で講座や教室に取り組んでいただけたらと思います。

 

目的が明確で、やるべきことがわかっていて、それを淡々と続けていける方は、必ず成果を出します。


焦らず、自分のペースで、一歩ずつ積み重ねていきましょう。

 

今は風の時代とも呼ばれ、個人の力が問われる時代になってきています。


この流れはこれからもっと加速すると思います。

 

だからこそ今、自分の「軸」を育てていくことがとても大切です。

 

未来の自分のために、ぜひ今日から一歩を踏み出してみてください。

 

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