こんにちは。やっと卒業証書の名入れ業務の目処がついて、やや気が抜けている筆耕士で書道家の清水克信です。

 

卒業証書は全て書き終えたので、あとはイレギュラー対策だけです。「印を押し間違えた」「親が離婚して苗字が変わっている」「汚してしまった」などのイレギュラーの対応に充てます。

 

※卒業証書の名入れのフォーマット

 

12月後半から始まった繁忙期も終わり!これから通常モードに移行します。やっと僕にとって年が明けた感じがする・・・。

 

とりあえず2月は、僕もお世話になっている「JDCA日本デザイン書道作家協会」からいただいている、大口の依頼に手をつけます。※JDCAに興味のある方は下記から覗いてみてね。

 

 

 

 

3月に入ると年度末の賞状の依頼が増えるので、それまでに確定申告も済ませようと思います。

 

ああ〜、ちょっと疲れた。とりあえず午後はトレジムに行ってリフレッシュしよう。

 

 

筆耕士は間違えない

 

さてそんなボケーっとしている清水ですが、時々こんな質問をいただきます。「プロの筆耕士だから間違えないでしょ?」これは結婚式の招待状の宛名書きの業務を行なっていたときによく言われました。

 

結論から言うと間違えます。特に僕は間違えます。誤字脱字のオンパレード!だって人間だもの。

 

今回の卒業証書であれば、100枚に1枚くらいのペースで間違えていたと思います。今年は62校3700枚だったので、37枚くらいは間違えている計算になります。

 

  • 点が抜けている
  • 全く違う字を書いている
  • 新しい文字を開発している

 

そんなことがよくあります。これでも10年以上筆耕士をやっているので、漢字には詳しい方だと思うのですが、そんなことは関係なく間違えます。

 

だから、間違えてもいいように対策しておくことが大切です。卒業証書であれば、必ず10%以上の予備用紙を用意していただいています。

 

また、賞状全文を書く際は必ず下書きをして確認、ご依頼主にもメールで送って確認していただいています。

 

※賞状のレイアウト

 

そして、ご依頼主のOKが出たら、毛筆での揮毫です。

 

※手書きの賞状

 

だってさ、賞状1枚書くのって時間もかかるし大変じゃないですか?大変な思いして書くので、一発で決めたいですよね!

 

失敗したら、やり直す時間が無駄です。

 

慎重に準備すると時間もかかりますが、失敗の可能性は減るので結果として仕事も早くなるものです。

 

筆耕士と言っても一般の人よりレイアウトの知識があったり、毛筆で文字が書けるだけの存在です。超人になるわけではないので、それ以外は一般の人と同じなのだ!

 

だから、僕は間違えることが大前提。間違えようが何であろうが、自分のベストの作品を納品することが大切で、ご依頼主に喜んでいただけるのが筆耕士の本望なのだ!

 

おわり

 

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