こんにちは、書道家で筆耕士の清水克信です。
今回は『承』の書き方をご紹介します。小学5年生で習う漢字の『承』は書き順が2種類あります。字形を整えるのも難しい漢字だと思うので、合わせて解説します。
・ショウ
・うけたまわル
・部首・・・手
・総画・・・8画
『承』の書き順
『承』の書き順は2種類あります。と言っても、2種類覚える必要はありません。Aタイプだけ知っていればOKです。
Aは小学校で習う標準的な書き順です。Aの方が文字のバランスも取りやすいのでおススメしたいです。
Bは行書でよく使われる書き順となります。
『承』の行書の一例
『承』の行書は何パターンもあるのですが、この書き方が良く使われます。書き順はBパターンですね。
普段、この書き方をしている人は、楷書でもBで書く事が多いようです。
『承』の書き方
『承』の書き方のポイントは①②画目です。図のように縦の中央線に対して3分割をイメージします。
上から1/3に『フ』、真ん中の1/3に『三本線』となるように配置します。
⑥画目の横画と⑦画目は、三本線の上の線に向かうように書きます。
あとは、⑥~⑧画目のそれぞれの空間をゆったりととる事を意識します。
書き方としてはこんな感じです。
やっぱり左右に払いがくる文字は、センターを固めてからの方が書きやすと思います。
お試しください♪