今年は参議院議員の改選があり、
7月21日投開票が予想されています。
6月28日29日にG20が開催されるので、
もしかすると7月28日になるかも?
さすがに8月になる事は無いと思うけど…。
本日は最有力の7月21日から
ちょうど1月前になります。
選挙と言えば『為書き』
選挙事務所にびっしり張られた応援ポスターの事です。
※注:為書きは選挙事務所内に貼ります。
屋外に貼ると通行人への宣伝になってしまうので、
公選法違反になりかねません。
参議院選挙に向け、
当店でも為書きのご依頼が増えてきています。
そんな『為書き』ですが、
日本独自の選挙の風習です。
『祈必勝』と書かれていることが多いのですが、
『祈必勝』は何と読むのでしょうか?
そして、何故日本には為書きの風習があるのでしょうか?
『祈必勝』は
『いのるひっしょう』や『きひっしょう』と読みます。
意味は『必勝を祈念する』といった感じです。
必勝は祈念するものかどうか?
それを言うなら勝利では?
日本語としては疑問に感じますが
応戦する気持ちは伝わりますよね。
選挙候補者に贈るタイミングとしては、
出陣式の直前が多かったのですが、
最近は事前に贈ることが多いようです。
選挙事務所を開設してからすぐに貼りたいので
贈るタイミングはドンドン早くなっているようです。
もちろん、選挙運動が始まってから
陣中見舞いとして贈るのもアリです。
しかし、何で日本だけ為書き文化が発展したのでしょうか?
いろいろと調べたのですが、
ハッキリとした為書きの歴史は不明です。
ただ、張り紙の文化は選挙黎明期の明治からあったので、
好き勝手に書かれていた張り紙が
『為書き』として徐々に確立していったのかもしれません。
昭和中期の選挙事務所の写真を見ると、
ビッシリと貼られた為書きの中で、
『祈必勝』と書かれているのはまだ半分以下でした。
しかし、戦後ある大臣が部下に向けて送った色紙に
『祈必勝』と書かれていた物も見たことがあります。
現在最も多く使われる『祈必勝』という表現は
激励に最適だとして集約していったのだと思います。
言葉としては不思議な『祈必勝』ですが、
激励の意味としては最大級ということと言えそうです。
これらか参議院議員選挙シーズンに突入します。
そんな『祈必勝』の為書きを1枚より
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おわり