小学1年生で学ぶ『山』を毛筆で書いてみました。
3画の基本的な文字ですが、画数が少ないが故に難しかったりします。
『山』も書道家によって書き方が異なりますが、上図は比較的標準的な書き方だと思います。
毛筆で書いていますが、太さの変化以外はペン字でも同じです。
それでは、『山』を綺麗に書くコツを見ていきましょう。
ポイントは3つあります。
1、3本の縦画の間隔を均等にする
2、2画目の横画は右上がりに書く
3、2画目3画目の縦画はやや内側に向かう
その他細かいポイントは、2画目3画目の横画の長さは1画目の半分を目安にします。底辺を揃えるように3画目でバランスをとります。
これらを意識して書くと『山』はバランスの取れた形になります。
最大のポイントは左右の横画が内側に向かうことです。しかし、これが絶対正解ということでもなく、他の書き方もあります。
①が今回と同じ書き方です。
②は内側に向かう角度を大きくしてみました。
③は逆に外側に向かっています。
④外側と内側に向かっていて、平行のようになっています。
正直、これらはどれでも構いません。④はちょっと違和感がありますが、状況に応じて使ってもいいでしょう。
ただ、素直に『山』を綺麗に書きたいと思うなら、①の書き方が確実かと思います。
お試し下さい。
今回の『山』を書いている動画はインスタにポストしていますので、良かったらご覧下さい。
おわり