こんにちは!田中です!
今回は、やる気(実行力)についてのお話です。
◆実行する難しさ
ビジネス書の進化=勉強法の進化、
と聞いて、何かピンとくるものはございますか?
ビジネスで成功したいという人が主に読む本と、
入試に合格したいという人が読む本って、とても似ているんです。
「営業のコツが5日で身につく方法」 → 数字を入れて短期間で習得できることをアピール
「面白いほどわかる○○○入門」 → わかりやすさをアピール
「○○○(大手企業名)の人材管理術」 → 名前のブランド力を利用してアピール
「なぜ○○している人は頭が良いのか?」 → ○○している人が頭が良いことを前提にアピール。
「知らないと損する超○○術」 → 損しないように人は動くことを利用。
これらに共通するものがあります。
それは、
「(やる気があることを前提として)やり方、~術、コツ、方法」が書いてあるということです。
実は、入試などの勉強に関する本も、同じです。
つまり、本を手にする人は、それなりに関心をすでに持っている状態と見なしているのです。
だから、「実行するかしないかはあなた次第ですよ。」というスタンスになっています。
すると、次は、
「どうしてビジネス書をたくさん読んでも、成功する人がいないのか?」
という、実行できない悩みを抱えた人をターゲットにしようと、タイトルを変えてきます。
そして、どうしたらやる気が出るのか?という悩みを持った人をターゲットに、
「やる気を出す○○の習慣」のような感じのタイトルに行き着きます。
ちなみにやる気に関してのオススメは、以前ご紹介した吉永賢一さんのやる気を出す方法 です。
そして、ここから先は、いかに高確率でやる気を出させるか、を争っている状況だと思います。
人それぞれ合ったやり方がありますし、
そもそも「やる気を出す方法」すら実行する(やる)気がない、興味が無いという人もいます。
生物の多様性、遺伝子の生き残りを考えると、
同じタイプの人ばかりになるのは危険である、という見方もあります。
つまり、やる気がない人が一定の割合でいることにも意味があるという見方です。
誰でも100%確実に一定のやる気が出る方法が編み出されたら、それはそれで別の問題が起きてくるでしょう。
やる気を出そう出そうと、みんなが同じ動きをしています。
すると、やる気を出せない人は負け組、ダメ人間、というイメージが潜在意識にすり込まれ、大多数の人が自分に自信を持てず、不幸に感じてしまう社会になる可能性も出てきます。
努力する事や、実行すること、やる気は言うまでもなく大事です。
ただ、「やる気がない人=ダメ人間」という雰囲気になると、見下す人が出てきたり、多くの子供たちが息苦しくなるはずです。
こういったとき、前提を疑ってみる(抽象度をあげる)方法があります。
細木数子さん、江原啓之さんがメディアに出てきたとき、そういった別の視点の考え方が必要ではないかと思いました。
それは、
やる気にとらわれない考え方です。