明日は忙しくなりそうだなぁ…DASH!
今日はその準備が面倒クサスなyueです(´Д`)
甘いもの食べたいなぁ…疲れた時には甘いものがよろしいね。
美味しいタルトが食べたい気分だキラキラ
フルーツとカスタードたっぷりなのが良い。
はぅん…DASH!


さて今日のシネコラは【SHUTTER ISLAND】です。
ディカプリオですよ。
私、結構レオ好きですw
レオナルド・ディカプリオと言われますが、個人的にファーストネームはレナードの方が好きです。
なんとなく響きが綺麗キラキラ
彼、天才やと思います。
子役の頃からめっちゃ綺麗な少年でしたしラブラブ
【太陽と月に背いて】とか【バスケットボール・ダイアリーズ】とか【ギルバート・グレイプ】とかに出てるんですが。
【太陽と~】が好きですが、【ギルバート~】の方が遺憾なく彼の才能が発揮されているかと。
綺麗な人好きです。おにいさんもおねえさんも。


まぁ内容について触れていきましょうか。
んまぁ、この作品の謳い文句ってのが色々ありまして。
『シックスセンスを超える衝撃』とか『君は上映開始何分でこの謎が解けるか?』とか。
もうこの時点でわかる人はわかるんですよね。
【シックスセンス】をご覧になったことある人は多分検討つきます。
知らなくても粗方検討つきます。
不可能なことは逆説的に考える。
それで一つ目の謎は解けますからね。
まぁでも内容は凝ってると思います。
布石は多いです。
後から考えると『あぁ、あれもそうだったのかひらめき電球』って思うところも。
最後はちょっとややこしい。
疑って観ていると逆に混乱を招くかもしれません。
どこが答えか。
そして彼の真意は。
印象的な言葉とシニカルなレオの笑顔。
大どんでん返し、とまではいきませんが、うん。
一癖ある話やったとは思います。
解釈は如何様にも出来るかと。
物の見方が多様である様に。


このDVD観る前に幾つかポイントが紹介されていました。
自分の脳を信じてはならない。
視線に注意して観るべし、と。
確かに自分の概念で観てはいけない。
でも早々にわかると、そんなに大きく言うようなことでも無いような気がするんですよねぇ。
寧ろ視線を気にする方が裏付け的で、それを追う方が面白かったです。
特に最後。
キーワードは何度も繰り返されるので最後までそれが絡むんだろう、ってのは予想はついたんですが…人としての生き方って深いなぁって思いました。
私だったらどっちを選んだかなぁ…なかなか答えが出せないや。


ネタバレしない様に書くのってしんどいですね汗
あ、そうだ。
私の中で謎がまだ残っています。
それはタイトル。
これが一番の大どんでん返しな気がします。
頑張って解かねば。


総じて、面白かったとは思いますよ。
まぁ、賛否両論ではあるでしょうがガーン
この作品のコーナー作ってる時にずっとサンプルをモニターで流してたんですが、ぶっちゃけ観たくて仕方なかったんですよね(苦笑)
もう少し意外性を期待していましたが、恐らくこれが限界なんでしょう。
宣伝もうちょっと上手くやれば良かったのになぁ…とか思ったり。
ミステリーならやはり【ユージュアル・サスペクツ】か【バタフライ・エフェクト】辺りが作り方は好きですかね。
【バタフライ・エフェクト】に関してはパラドックスな気もしなくはないですがガーン
さてさて、私は今からまたタイトルの謎解きしますかねー。


本日はこの辺で。
しーゆーれいたー、ばいばぁいニコニコパー


世の中では三連休。
私は今日も明日も仕事。
世知辛い世の中ですしょぼん
小腹が減ったyueです。ご機嫌よろしゅうニコニコ


今日もシネコラ書きますよー。
本日の作品は【ひとごろし】です。
時代劇ですよー。
物騒なお名前ではありますがそこまで重ったい話でもありませぬガーン
原作は山本周五郎。
【雨あがる】や【さぶ】で有名な方ですねキラキラ
そして主演が永遠のスター・松田優作ニコニコキラキラ
松田優作が時代劇とは珍しいなぁ、ということで観てみたのです。
今は亡き丹波哲郎氏も出演されてました。


さてさてそんな大物俳優が軒を連ねるこの作品なのですが。
いやぁ、テイストが松田優作なんですよw
【探偵物語】の剽軽な感じほどではないんですが、にじみ出るウィットな感じ。
今回の役柄が福井藩一の臆病者と謳われる侍・双子六兵衛なのですが…あんま松田優作らしくない役だなぁとか思ってたんです。
勝手なイメージかもしれませんが、松田氏は硬派で野性的な役も飄々としてて軽い役もシリアスに睨み合うような役も全て締めるとこ締めるじゃないですか。
押さえ付ける様な威圧感を感じるんですよね。
でも今回は臆病者。
イメージにあんまないんですよねぇ。
でもね、やっぱり松田優作なんですよ。
どんなに臆病者演じさせてみたってダメです。
眼。眼があの人そのものです。
覚悟を決めるシーンにはそれが遺憾なく発揮されていましたよ。
どれだけ声が小さくても、どれだけ震えても、眼だけは全く揺らがない。
力強い眼を持った俳優さんが好きなのもありますが、贔屓抜いてもやっぱ恰好良いんですよね。この人。
まぁそんな真面目な姿を見せて見たかと思えば後は軽い軽い。
ひょんなことから人を斬ることになったのですが、そらもう卑怯な手を使うわけで。


『いや、おま、ちょwwwww』


って言うくらい卑怯。
まぁ考えに考えたんでしょうな。六兵衛さん。
臆病者が武芸の達人を斬るのはハードル高いですもん(*´・д・)(・д・`*)ネー
強さとは武力のみで推し量れるものではないのですよね(苦笑)
心身共に、と言いますがあの言葉は伊達じゃないんですねDASH!


六兵衛、なんとも憎めないキャラクターでした。
とても松田氏らしいものになっていました。
きっと彼以外が演じていたら同じ様な味のある六兵衛は生まれなかったと思います。
単純かもしれない、臆病かもしれない。
でも誰よりも、『生きる』ことを大事にした人間だと思います。
斬って斬って斬りまくる…侍としてそんな華々しい人生送れる人間は一握り。
現代だってそうです。
でも彼はそっち側の人間では無いことを良しとしています。
私はその姿に安心させてもらえたのです。
別に私に向上心がないわけでも欲がないわけでもありませんよ?
ただ、平々凡々でも安穏に揺蕩って『生きる』ことが出来る…それって幸せやと思うんです。
現代という世界が確実にそれを約束されたものではないからこそ、そう感じるのかもしれません。


最後どうなるのか想像つかなかったです。
ストン、と終わっちゃうのですがまぁ六兵衛らしいと言えば六兵衛らしい(笑)
とりあえず、松田優作は良い役者だキラキラ



それでは短いですがこの辺で。
しーゆーれいたー、ばいばぁいヒヨコヒヨコヒヨコ


お天気悪いなぁ…ちょっとテンションダウンダウンしょぼんダウンダウン
休みの日は晴れててほしいyueです。
今日は明け方まで残業でしたよー…眠い(-Д¬)
まぁ月末月始はこんなもんですが。
月半ばものんびり出来るってわけでもないのですが…その辺りはまた別の講釈で。


さて、今日はちょっと古い作品を。
と言いましても、観たのは昨日なのですが(笑)
本日の作品は【幕末純情伝】。
先日亡くなられた【つかこうへい】氏を偲んで。


私は気紛れに文章を綴ったりしているのですが、つか氏と同じ構想をしたことがありまして。
新撰組一番隊組長・沖田総司が女だったら…と。
美男子と謳われた人間が本当は女だったら面白そうじゃない?という話を母としていた十五歳の春。


『あぁ、その設定の話もう別の人が書いてるでひらめき電球


なぬっ(  Д ) ゜ ゜


くそぅ、先にしてやられた。
とか思っていたのです。
まぁその時にはこの作品を目にする機会がなかったので、どんな内容なのかは知らなかったのですが。
昨日ついに観ました。
幕末だっつーのに…


超 コ ミ カ ル w


沖田総司役の牧瀬里穂のちょっと固さの残る演技が、男と偽って生きる複雑さを醸し出していて良かったのですがそれ以上に素敵だったのが坂本龍馬を演じている渡辺謙様ラブラブ
いや、もう今更ですけどこの人の演技力ハンパないキラキラ
まぢ恰好良いんですよーラブラブ!ラブラブ
結構飄々としててチャラい感じなんですよ?
沖田に迫りまくって、物凄くシモい(笑)
でも、えぇ男なんですよニコニコ
一般的に言われる龍馬像とあまり変わりはないのですが、物凄く人間味溢れた姿になってます。
大きな野望を抱き、好奇心旺盛で、真っ直ぐで。
とてもとても純粋な人間です。
タイトル通り、純情です。
抱かせろだの、やらせろだの言うくせに、いざ許されると素直にその胸に飛び込めない。
それが沖田の本心でないのを知っているからか、彼の本質的な臆病からか。
彼は弱い人なのです。
努力家なんですけどね。


龍馬に輪を掛けて不器用なのが土方さんです(苦笑)
土臭い泥侍なんです。
杉本哲太さんが演じているんですが、粗野で短気で男臭くてw
でもピッタリな配役でした。
この作品。流石、の一言しか出てこないくらいの俳優陣です。
杉本さんの演じる土方さんは志の高い、ストイックなお人。
だから沖田を好きと言えずに居る自分自身と、龍馬に沖田がちょっかい掛けられてることにイライラするんですよ(笑)
武士道ってやつは厄介ですなぁ。
ま、男の人は皆不器用なんかもしれませんけどガーン


そんな方々の三角関係ドキドキ
史実に準えて作られているので、幕末ファンを大きく裏切る事はないと思います。
音楽が現代音楽なので、違和感あるかもですがそれがまた話をポップにしてるので演出としてはありなのかも。


魂無き物に折るる刃の哀しきこと。
残れる折れぬ刃が歴史を作り給へるを、誰が忘れようか。



それではこの辺で。
しーゆーれいたー、ばいばぁいニコニコキラキラ


火曜日に更新したかったのに…しょぼん
忙しさに負けて本日更新のyueです。
まだまだ暇にはならないなぁ…。


さて、今日のシネコラは【ピアノ・レッスン】です。
暗い色合いの作品で、内容も少し暗いかもしれません。
でも印象に残る作品です。


愛。
慈しむことが愛なのか、『女』を満たすことが愛なのか。
ピアノを巡って紡がれる愛を音楽に乗せて美しくも切なく描いた作品です。
文学的なエロティシズムを孕んでいて作品に起伏を生み出しています。
綺麗なイメージのピアノが欲にまみれた駆け引きの道具になり、その駆け引きの仕方も秀逸。
それでも美しく仕上がっているのは恐らく内容の濃さ。
綺麗事に包まれた人間の汚さを見ているとどこが焦れたものを感じます。
理解ではなく、共感でもなく、そこから遠くかけ離れたもの…指をさして非難したくなるような、好奇心の溢れた偽善的非難。
自分だって持ち合わせているであろう感情なのに。
この作品は総じて、色合いに反しさっぱりとしたものではありません。
半熟卵の黄身のような濃厚さです。
寂しい色合い、静かな景色。
なのに音と人間は情熱的で心穏やかでない。
その間に出来る影が深みを生み出しているのかもしれません。


この作品を語る上で外せないのがやはり音楽です。
音楽を手掛けたのは【マイケル・ナイマン】という人なのですが、いやはや、凄い音楽を描きなさる。
この作品通しての主題となるのが【THE SACRIFICE】という曲なのですが衝撃が走りますよ。
『生け贄』と名付けられたこの曲は激しく、鋭く、胸を抉る威圧感。
琴線に障る、美しくも不快を誘う曲です。
不安を煽る疾走感。
様々な背徳を描くのに相応しい曲であったと思います。
とてもとても美しい曲なのですが、未だに圧倒されます。


クライマックスは若干痛い感じです。
コラムのタイトルはクライマックスまで観ると理解してもらえると思います。
数多くの映画賞を受賞したこの作品は最近の映画には見られない繊細な情緒を描いています。
センチメンタルに、若しくは破壊衝動に駆られた時に観るのがオススメですガーン



では本日はこの辺で。
しーゆーれいたー、ばいばぁいニコニコパー


ようやくオフです。
今日から連休ニコニコ音符
久々に楽器を吹きに行こうかと企んでいるyueです(・w・)キラキラ
今日はシネコラ書きますよー。
本日も私的名鑑。
音楽繋がりってことで【陽のあたる教室】にしましょうか。


母に薦められて観た作品は数知れず。
というのも私の映画好きは父母譲りなのです。
特に母が映画フリークで、名作と呼ばれるものからB級・C級と呼ばれるものまで観てきた人なのですがね。
中学・高校時代、週末には夜、布団に入って部屋を真っ暗にして映画館もどき(笑)を作り上げて母と鑑賞していました。
そんな中で観た作品の一つがこの【陽のあたる教室】です。


神様なんて居ないんじゃないか。
どれだけ頑張っても報われないんじゃないか―――7割程観た時にそう思ってしまいました。
初めは、音楽に興味のない生徒達にその楽しさを教える…教師って難しいお仕事だなぁとか思ってました。
確かに段々良い方向に向かっては行くんですよ?
徐々に前向きに音楽に接してゆく生徒達…音楽に悩めるクラリネット少女は見事卒業式に素敵な演奏を聴かせます。
それらは全て、ハイスクールの音楽教師・グレンによって成されたものです。
興味を持たせること、褒めること、楽しいと思わせること、真剣に向き合うこと。
苦悩の末、花開いた。
正に彼の努力の賜物です。
さぁ、これでハッピーエンド…とはいきませんでした。
まぁ最終的にはハッピーエンドな感じですが。
大きな障害が立ちはだかります。
それを観て『皮肉だ』、と私は小さく溢したものです。
きっと、誰もが思うのではないでしょうか。
この作品の山場なのであえてここで言葉にするのは避けておきます。
でも、『うぁぁぁぁ(;´д`)』ってなると思います。
その山場のクライマックス、また別の意味で『うぁぁぁぁ(ΩдΩ)』ってなりますよ(笑)


綺麗に作られた作品やと思います。
その中で人の苦悩する姿、迷える姿、喜ぶ姿が描かれています。
音楽を通して人間を見る。
グレンの姿そのものだと思います。
胸に沁みる作品でした。




さて短いですがこの辺で。
今日は忙しいですぞーあせる


しーゆーれいたー、ばいばぁいニコニコキラキラ