
「別冊マーガレット」に連載された河原和音の人気コミック(全13巻)を、「ハンサム★スーツ」のスタッフで映画化。
ちなみに、主演の大野いとは、本作が女優デビューにして初の映画主演である。
いかにも少女マンガらしい、ポップでキュートで時々キュンとくる、ギャグあり涙ありの弩定番青春ラブコメディ。
販促用ポスターを見た時点で、なんとなくのあらすじが予測でき、予告CMを観た段階で、だいたいの展開とオチが分かり、実際本編を観たら観たで、寸分違わずそのとおりという、ある意味非常に潔い、漢らしさ溢れる作り。
基本的にラブストーリーは大嫌いなのだが(じゃあ、なんで観に行ったのかというと、観たい映画と映画の間が4時間くらいあって、ヒマだったから)、ここまで恥ずかしげもなく、堂々とやられると、かえって清々しい。
雰囲気としては、同じく少女マンガ原作の「ラブ☆コン」に近いが、両作ともにそんなにイヤじゃなかったりする。
もちろん、「オレの事、絶対好きになるな」とかどんだけ自意識過剰やねんスタガリンブローかますぞコルァ!なんて思ったり思わなかったり(アレが溝端淳平くんだから許されるけども、そこいらの男なら「は?テメ何言ってんだこのタコ」で一蹴に違いあるまい。場合によっては鉄拳制裁の対象に以下略)、恋愛のコーチだったら同姓に頼んだほうがよくないか?と勘ぐってみたり、高校の名前が「小石台(こいしたい)学園」って(笑)、北海道にはそんなふざけた地名があるんかいな?などと失笑しちゃったりと、例によってツッコミどころ満載である。
が、想定されているであろう対象年齢を考えると、このくらいの無茶を貫いてしまった方が、若い世代にはちょうど良いのかもしれない。少なくとも小生は、恥も遠慮もかなぐり捨てて突っ走っちゃったこの感覚が、一周回って許せてしまった。
(ちなみに、原作の舞台は北海道・札幌だそうな)
まあ、その理由をものすごくプリミティブに分析すると、単純に主人公・長嶋晴菜のキャラクターと、演じる大野いとの身体を張ったハッチャケっぷりが可愛いから、なのだろうけど(笑)。
女性の目にはどう映るかは存じ上げないが、男は意外と、ああいう女子力のない、しかし真っ直ぐで天真爛漫な女の子が好きだったりする。
一種の「萌え」だと認めよう。
(所詮「萌え」だの「理想のタイプ」だのは、記号のようなモノなのだが…)
個人的には、古川雄輝くん演じる浅丘唯が、最後の最後で意外といい仕事してたのは高ポイント。あのキャラをもう少し上手く使えていたら、本作の評価はグッと上がったはず。
他の出演者も、全員抜群に上手かったわけではないが、思ったほどSAL(スティック&ラディッシュ=棒読み、大根)でなかった点は評価しておきたい。
アレやコレや言い出したらキリがないけども、最初からこういうモンだと腹を決めて観れば、それなりに楽しめる作品。ビックリするような展開はまったくと言っていいほど用意されていないので、鑑賞の際は、ぜひ学生の頃に戻った気分で、寛大な心で臨んでいただきたい。
もっとも、小生に学生の頃の記憶なんて、ほとんどありませんけどねっ!!
そんなわけで、小生の、この映画に対する評価は…、
☆☆☆★★
星3つ!!
フォーリン・ラブ/7!!

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