ベースとなるゲームボーイアドバンスSPは既に調達済みでパーツも揃ってたんですがPSPやらに浮気してて出来てませんでした
純正でも見た目はジャンク品と思えないぐらい綺麗なのですが
肝心の液晶がカビみたいに劣化してやられてます
一応シェルを2つ用意してみたんですが今回はSPのファミコンカラー持ってるのでスーパーファミコンの方にしてみようと思います
もう前回カービィで分解するところは載せたので割愛して基盤分解したところまでやってますw
アドバンスSPは元々バックライトついてるんでもともとついていないゲームボーイからすると意味ないのでは?と思われがちですがあのくっきり出るコントランスと視野角を味わったらもう辞められません
IPS液晶とスーファミシェルですが果たして精度はどうなんでしょうか
液晶部分をまずははめ込んでいきますがフィルムケーブルを挟み込まないように要注意
タッチセンサーはいつも通り2つついており表から見ると画面のやや右に2つ照度と長押しでカラーチェンジにピクセル効果とかいじれるみたいです
アドバンスはスクリーンフィルム貼ったままでも作業出来ましたがアドバンスSPはフィルムはがさないと挟み込むので先に剥がしてシェルを挟み込んだらねじ止めが待ってるのですぐに表面から貼りましたドライバーで突いて傷入れたら嫌なので念のために
あとはここのヒンジを外して再利用するみたいです
ヒミツノバさんとかでも売られてますがアドバンスSPの充電ケーブルは独自規格なのでそれをTypeCに交換して便利にしてやろうと言う魂胆です自分はアリエクで471円で2つ程どんなものか購入してみました
6か所ぐらいめちゃ細いハンダしないといけません
まずは最初からついてる充電端子を撤去していきますがハンダ吸い取り器でじゅぽっと
ここの2ヵ所をまずは吸い出します
いや~このエンジニアのハンダ吸い取り器ほんま買ってよかったです
無事摘出完了、きれいに取れたのでまたジャンク品修理する際のパーツ保管庫に入れておきます
TypeC端子配列が分かりやすい様に取付とは逆にひっくり返してますがそれぞれ細い線を6ヵ所にハンダしないといけないんですがまずはデカい穴にハンダ流して仮固定からの位置合わせ
こんな感じで乗っけて寸分の狂いの無いようにハンダですが自分の技術で果たしてできるのか・・・。
片側だけハンダしましたがやはり中国製なのでドンピシャの位置っていうのが出せないみたいなのでそれぞれの端子にハンダが乗るぐらいの位置に調整します
拡大しまくってるので大きく見えますが綿棒がこのサイズですから老眼の自分ではもう限界w手放しで使える拡大鏡みたいなのが欲しいですね
フラックスを塗ってハンダを乗りやすく魔法をかけておきます
まあなんとかハンダができましたが通電テストしてみたいと思います
じゃ~ん最初からついてたみたい?!
裏側はこんな感じで反対側からもしっかりハンダ入れて溶かしておきました
専用の化粧カバーみたいなのをかぶせるとほんとにTypeCが純正かよと思うレベルでよくこんなの考えたな~
IPS液晶も組み込めたしTypeC端子も出来たので仕上げていきますそれにしてもアドバンスは基盤に導通ゴムで押してボタン類を反応させる仕組みなのでボタンゴムを交換すればいいだけですがアドバンスSPはドーム状のボタンが基盤時代にひっいていてホコリが入って反応が悪くなるのは防げるもののへたったら交換がかなり面倒そう
電源スイッチにも接点復活材ちょろっと入れておきました

なんか処理速度の関係なのかゲームボーイからーでしてたスーパーマリオランドよりアドバンスの方がスムーズに動く気がしました照度調整、カラーチェンジなんかもちゃんと機能してるのでこれにて一旦完成でーす
組み立てる時にやはりアドバンスSPはヒンジ部分を取り外したり組み込む際にケーブルなんかを傷つけたりしたら最悪映らなくなるのでそこに気を使いました一度カービィシェルで組んでいるとはいえIPS液晶化は初だったのでいい勉強になりました