習慣は意志力ではなく設計で決まる | 三宅裕之の「脳と心と体の操縦法」

習慣は意志力ではなく設計で決まる

 

 

気合いでは続かない習慣づくり

新しい習慣を身につけたいと思ったとき、多くの人が頼るのは「意志の強さ」や「やる気」です。

 

けれども意志力は思っている以上に消耗が早く、疲れやストレスがあるだけで一気に途切れてしまう。

 

三日坊主になるのは性格のせいではなく、仕組みが整っていないからなのです。

 

行動のセットで自然に起動する

効果的なのは、すでに無意識でやっている行動に小さな新しい行動をくっつけること。


例えば「通勤電車に乗ったら電子書籍を1ページ読む」「歯を磨いたら英単語を1つ覚える」

 

こうして「行動のセット」を作ると、日常動作そのものがトリガーとなり、新しい習慣を自動的にスタートできます。

 

ハードルをとことん下げる

習慣化の最大のポイントは「笑ってしまうほど低いハードル」

 

1回だけ、1ページだけ、1語だけでいいのです。

 

小さな成功体験がドーパミンを分泌させ、「できた」という快感が脳に刻まれる。

 

人間の脳は報酬に反応し、繰り返しを強化するようにできています。

 

悪い習慣は逆にハードルを上げる

良い習慣をつくるのと同時に、悪い習慣をやめる設計もしておくと効果が倍増します。

 

スマホを触りすぎるならアプリを削除する。

 

テレビを見すぎるならアンテナコードを抜く。

 

お菓子をつい食べるなら視界から遠ざける。

 

やりにくくするだけで自然と距離ができます。

 

人生を変えるのは環境設計

習慣は意志力ではなく設計の問題。

 

日常の中にトリガーを置き、成功体験を積み重ね、悪い行動はハードルを高くする。

 

これだけで努力や根性に頼らず成果が積み上がっていく体質に変わっていきます。

 

あなたの未来は、今日の小さな設計から静かに形づくられていくのです。

 

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