【感動できる仕事】 | 三宅裕之の「脳と心と体の操縦法」

【感動できる仕事】

 

先日、中国にて教育支援させていただいている
大手メーカーのリーダーシップ研修の
発表会が行われた。

 

半年間にわたる、
中国人若手リーダー層への研修。

半年間での学びを仕事や私生活で
どのように活かし、
どんな結果を出したのかを発表していく。

 

今回の発表会、
今までの5年の中国での仕事において
最もクオリティの高い発表だったし
僕自身、とても感動した。

 

発表を聞きに来てくださった
日本人上司の方々も

 

「自分の部署のメンバーの発表だけ
聞くつもりで来ましたが、
あまりに面白いので最後までいました」

 

「本当にうらやましい研修ですね」

 

などのコメントをくださった。

 

なぜここまで良い発表になるかと考えると、

講師がいいから。笑

 

というのは冗談で、
やっぱり参加者のクオリティが大きい。
本当に真剣に取りくんでくれた。

 

あとは、
教育の内容を仕事に絞っていないこと。

 

講義の大きな目的は、
個人がハッピーになることであり、
その延長上で、組織や顧客が
ハッピーになるように設計している。

 

幸福学(ポジティブ心理学)でも
幸せになるには

 

・自己成長
・人間関係
・貢献

 

の3要素が不可欠だとされている。

 

これって、
そのままリーダーシップなんだよね。

 

だから、個が真の意味で幸せになろうとすると
組織も顧客もハッピーになっていく。

組織や顧客がハッピーになると
個人はさらにハッピーになり、
好循環が回っていく。

 

 

また、
今回の成果発表で特に多かったのは
家族関係が変わった方々。

 

会社の研修の発表にも関わらず
発表の場のスライドには
参加した従業員の家族の笑顔がたくさんあふれた。

 

なんだか
「あー、中国来て仕事して良かったな」
としみじみ思えた。

 

僕が撒いた火種は本当に小さなものだけど
この広大な大地で少しずつ育ってくれることを
心から願っています。

 

感動できる仕事ができたことに
心から感謝。