<全日本ロードレース第5戦もてぎレースレポート>
JSB1000クラス
#46星野 知也選手 Race1 予選13位→決勝12位
Race2 予選13位→決勝 マシントラブルリタイア
#24吉田 愛乃助選手 Race1予選17位→決勝13位
Race2 予選15位→決勝13位
全日本ロードレース選手権の後半戦となる第5戦が、モビリティリゾートもてぎで開催されました。 鈴鹿8耐から約2か月のインターバルを経て、耐久仕様からスプリント仕様への変更、転倒車両の修復、エンジンの準備など多くの作業をこなし、チームはレースウィーク初日の走行を迎えました。
木曜からの2日間はウェットだったりドライだったりと異なるコンディションでの走行となりました。 星野選手は8耐での怪我の影響もあり万全とは言えない状況で、タイヤテストとマシンセットアップを進めながら走行しましたが、ウェツトコンディションでのフィーリングが今一つ改善されないまま予選を迎えました。吉田選手は変化の大きい路面の中で走り込み悪くない感触を得て予選に挑みました。
【8月29日(土) 公式予選】
天気:雨 コース:ウェット
雨量が少なくなった予選後半で徐々にタイムを上げていき、星野選手は14周目に出した2分02秒482がベストタイムとなり13番手(5列目)、吉田選手は16周目に出した2分04秒414で17番手(6列目)からスタートする事となりました。
【決勝Race1】 15Laps 天気:雨 コース:ウェット
決勝は雨足が弱まったものの依然ウェットコンディション。
両選手とも好スタートを決め、序盤はチームメイト同士の接戦になりました。。 星野選手は7周目に12位へ浮上し、そのまま安定したペースでフィニッシュ。 吉田選手も序盤のリズムを保ちながら後続との差を広げ、13位でゴールしました。 両選手そろってポイントを獲得しましたが、星野選手にとっては理想の走りに届かず悔しさの残るレースとなりました。
【8月30日(日)決勝Race2】 17Lap
天気:曇り コース:ドライ
レース2は湿度の高い曇り空の中で行われ、両ライダーとも好スタートを切り1周目は星野選手が11位、その直後に吉田選手が続いてコントロールラインを通過しました。レース序盤は#44関口選手・星野選手・中冨選手・吉田選手・津田選手が連なる接戦となり、7周目に津田選手が吉田選手をパス。
星野選手は関口選手を追う中、8周目の5コーナーでエンジントラブルにより残念ながらリタイアとなりました。
吉田選手は終盤まで津田選手と僅差の争いを続けましたが、13位でフィニッシュ。2レース連続でポイントを獲得し、これまでの取り組みが結果として表れ始めている一方、新たな課題も見えてきました。
星野選手は2レースとも本来の走りを発揮できず悔しい週末となりましたが、次戦・岡山ではコンディションを整え、本来のパフォーマンスを見せてくれると思います。吉田選手は課題をクリアしていく事で、更に上位を狙える走りへつながっていくと思います。
●星野知也選手コメント
8耐から約2ヶ月開いていよいよ全日本後半戦が始まりました。
例年猛暑のもてぎラウンドですが、今年は天候も不順で雨の走行も多い年となりました。
練習走行からドライ、ウェットと両方走る機会があり、色々試しましたがウェットのフィーリングが改善されない状況でした。また8耐で負った怪我の影響もあり、ドライでも中々難しい状況となっていました。
予選とレース1はウェットコンディションで、やはりフィーリングが改善されず厳しいレースとなってしまいましたが、ポイントは獲得出来ました。
レース2はドライコンディションで、前日の雨の影響かラップタイムはあまり良くなかったのですが、何とか11位を走行していたところエンジンブローによりリタイアとなってしまいました。
次戦岡山までに少しでも怪我の回復に努めて、良い走りが出来る様に頑張りたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。
「いつも応援ありがとうございます。
今回のオートポリス大会では、事前テストからベストタイムを更新することができ、良い状態でレースウィークを迎えることができました。レース1ではスタートを決めて、序盤は前の集団についていくことができました。しかし、レース中盤にリアフェンダーが破損してリアタイヤに絡まるトラブルが発生し、オーバーランしてしまいました。ペース的には前との差を少しずつ縮めることができていただけに、非常に悔しい結果となりました。
レース2ではスタートに失敗し、序盤で前との差が開いてしまいましたが、少しずつ近づき中村選手をオーバーテイクすることができました。しかし最終結果は16位となり、ポイント獲得には届きませんでした。次戦の全日本もてぎでは、ポイント獲得を目指して頑張ります。
●チーフメカニック高村嘉寿コメント
8耐が終わり後半戦のスタートでした。
星野の車両は8耐での転倒からの修復及びエンジンの準備など多岐にわたる内容で、時間的にもギリギリの状況でした。
後半戦用に2機のエンジンを用意しましたが、このウィークでも新品のエンジンが機能せず、使う事を諦めるしかありませんでした。星野車のエンジンは8耐のレースと全日本で1年ほど使用しており、もう距離的には厳しい状況でしたが、そのエンジンしか使う事ができず、厳しい走り出しになりました。
8耐での怪我の影響もあったと思いますが、星野は何も言わずに走っていました。ウェットでのセットアップがうまく行かず、ドライはそこそこ良かったので、レース1はウェットでポイント獲得。レース2はドライで上位にと意気込んでいましたが、エンジンが破損してしまいました。
エンジン破損に関しては、もう距離も限界まで来ていたので持たなかったなという印象です。
本当に申し訳ない事をしました。岡山まで時間がありませんが、なんとか対処します。
吉田はとても良いウィークだったのではと思っております。
後半戦のスタートで、ライダーのトレーニングや走り方、自分の好みなどが分かり、とても良いウィークだったと思います。ウェットの走行でも確実に走り、ポイントを獲得、ドライでも同じようにレースをしてポイントを獲得できました。
本人も結果がなかなか実らない状況で苦しかったと思います。しかし継続する事は確実に力になっていると実感できたレースだったと思います。
エンジントラブルはあってはならないと思っています。今の状況を受け止めしっかり準備を進めていこうと思います。応援ありがとうございました。
●山下祐監督コメント
当チームを応援して下さるスポンサー、サポーターの皆様いつもありがとうございます。
2026年の後半戦がもてぎで始まりました。
星野については、8耐で負った怪我の影響が残るものの、ライディングのレベルは引き続き高く、その時のパッケージで最高の結果を残すために行動が集約されていて、レーシングライダーとして完成形に至っていると感じています。
レース2ではリタイアとなってしまいましたが、普通に走ればポイントは獲得できるので、次戦以降は1点でも多く獲得できるようチームとしてもバックアップ体制を盤石なものとしたいと思います。吉田については8耐をきっかけとして大きく成長したと感じています。雨のレース1、ドライのレース2ともに前車を最後まであきらめることなく追い続け、走り方が従来と大きく異なり、チームで常に指摘していたコーナーへアプローチする部分が改善されました。
今回は2年前の自己ベストに若干届かなかったものの、“新生愛乃助”として大きく飛躍する準備が整いつつあると感じています。
星野、吉田共に次のレースで大きなステップアップできる可能性が高まってきました。
引き続き応援のほどよろしくお願いします!!
次戦の全日本ロードレース第6戦は9/26-27に岡山国際サーキットで行われます。
チームのSNSリンクはこちらから
8月から公式Facebookも始めましたのでフォローしてください!
TONE Team4413 BMWはBMW MOTORRADのオフィシャルスポンサーチームです

















